デジカメ農作業日記 (2004年2月)

2004/02/28
 このところの晴天続きで、田んぼも乾いてきました。
美味しいコメを育てる為には、土作りが大切です。


 全部の田んぼに、堆肥を入れることが出来ませんので、堆肥の成分である腐食と微量要素を含んだ肥料を散布しました。
今年も、本格的な田んぼ仕事が始まりました。


 夕暮れが 遅くなりました。
5時を過ぎてもまだ、外は明るいです。


 明日は、天気が悪くなる予報ですが、綺麗な夕焼となりました。

2004/02/26
 今年の大麦の生育は、近年になく良好です。

 暖冬のお陰で順調に育ってきました。

 早めに、麦踏を予定していましたが、天気が続かず伸び伸びになっていました。

 このところの、晴天と強風で麦畑が乾いてきました。

 もの凄い土ぼこりが舞い上がります。
夕方まで、一気に麦踏作業を進めました。


2004/02/24
 麦畑で仕事していたら、北の空に突然 白煙が昇りました。
火事ではありません。私の村には、宇宙開発機構のロケット開発センターがあります。
時々、ロケットの燃焼実験をします。白煙は、そのときに使用する水蒸気だそうです。
いつの日か詳しく紹介したいと思っているのですが。


 昨日の大風で畑が乾き、麦畑に入れるようになりました。
昨年に比べ、冬が暖たかかった為、麦の生育が極めて良好です。
しかし、10年以上も転作を続けている 圃場は、雑草の生育も例年いなく良いです。


 このままでは、収穫に大きく影響が出てきますので 除草剤の散布をする事にしました。これま、大麦の除草剤は使った事はありませんでしたが、やむなく散布する事にしました。
もう少し早く、散布したかったのですが、天候が悪くようやく畑に入る事が出来ました


 薬剤は、ハーモニー75DF水和剤を使いました。

2004/02/20
 19日夕方から雪となり、朝起きると銀世界。

 しかし、朝日が昇り始めるとたちまち 雪が融けます。
春の淡雪。


 日が高くなるにつれて、田んぼのいたる所から 水蒸気がたちこめはじめました。

 一年で数日しか見られない自然界のショーです。

 夜は、あぶくま農学校冬季セミナー第2回目。
「2004年日本経済のゆくえと生き残り戦略」
講師は、東北大学経済学部教授 大滝先生。
先生は、8年前のセミナー初回から毎回お世話になっています。
示唆にとんだ、楽しい講義でした。
佐藤市長さんも講義に参加。なかなかの勉強熱心です。
まさに実践を伴ったセミナーとなりました。


 また、当日は 二人の現役 東大生も参加。
一人は、2年前に農学校「土塾」に参加し、この春、見事 農水省職員 上級職に合格した小林くん。
もう一人は、博士課程で文化人類学を学んでいる猪瀬くん。
あぶくま農学校も大きく広がりを見せてきました。


2004/02/19
 午後からは、東京からのお客さんのが 2人やってきました。
ミヌマ田んぼの猪瀬さん。現在、東京大学博士課程 で文化人類学を学んでいる学者のタマゴです。
もう一人は、NHKラジオセンターディレクター 松沢さんです。
それぞれ別の用件ですが、、たまたま、一緒になっただけです。


 NHKの松沢さんは、今月29日放送 ラジオ番組 ラジオ深夜便の打ち合わせにきました。
今年は、国際コメ年 ということで 角田でやってきた「角田市アジアの農民と手をつなぐ会」の活動の様子を 紹介して欲しいということで その打ち合わせを兼ねてやってきました。
放送は、生放送だそうで、深夜便という事で、23時40分ごらから0時20分頃の放送予定とか。
 東京のスタジオでやるとか。


2004/02/16
 2月も中旬になり、日の出も大分早くなりました。

 お日様もその輝きを増し、気温は低いものの お日様の温もりを感じる朝でした。

 経営者会議で 脳ドック検診で仙台に行きました。
自営業のため、自己管理する機会がなかなか持てません。


 数年前に 仲間が 相次いで他界したのを機会に 集団で検診を受ける事業を実施しています。

2004/02/15
 集落の会合で、松川浦に泊まりました。
久しぶりに見る、浜辺の朝。


 風が強いものの、綺麗な朝日に感動。
夕方にかけ、大荒れの天気になりました。


2004/02/13
 12日から育苗用床土の砕土作業を始めました。
いよいよ今年も、稲作りがスタートしました。


 作業場の軒下で乾燥させた 田んぼの土を5ミリ位の粒子にそろえます。
団粒構造といって粒々の状態に仕上げる事がポイントです。、粉のように細かくしてはいい床土といえません。


 砕土作業は、サイド機でおこないます。
余り乾燥しすぎると粉になりますし、土の乾燥が悪いと機械のフルイ目が、直ぐに詰まってしまいます。


 もちろん能率も悪くなります。
単純な作業ですが、チョットした気配りが必要です。


 今年の乾燥状態は、乾きがまだ不十分なところがあります。
今日一日 暖かく晴天でしたので サイド作業をしながら、外に広げて乾燥させました。


 2トンダンプ10台分の土を気長に砕いていきます。

2004/02/11
 寒さが緩んできました。
春を探しに 麦畑へ。
2月も中旬、早いものです。

9日は、東京・南麻布にある日本経済調査協議会に行ってきました。
日経調は、財界4団体の協賛で設立された調査研究機関です。


 今回は「国際化の下での日本の食料、農業のあり方」をテーマにアサヒビール相談役・瀬戸雄三さんを
委員長とする 瀬戸委員会のお招きでの上京です。
瀬戸委員長は、現役時代より徹底した現場主義で有名な方です。
今回も、委員長 自らが直接、全国の生産現場に出向いて 日本の将来に責任の持てる農業・食料のあり方
提言をする事を目的に活動しています。今月は、岩手県の増田知事を訪れ、岩手の農業をつぶさに検証するとか。


 これまで、昨年の3月以来、11回の審議を重ね、12回目の審議会講師として三重大学教授 石田先生と共に百姓の現場の話をしてくれということでの参加です。

メンバーは、主査に東大教授・生源寺先生。 農林漁業金融公庫総裁・高木先生他 日本の財界を代表する一流企業のトップ、合わせて21名で構成されています。


 当日も殆どの先生方が出席。お一人お一人の肩書きを見ると圧倒されますので、角田の田んぼを思い浮かべて
話す事にしました。日頃 ズウズウシイ奴だとは思っていましたが この日は、サスガにズウズウシイとあらためて思った次第です。
それでも、話す事は日頃の「田んぼの思い」。角田の心意気は、少しは伝わったようですので 安心。

帰りは、瀬戸委員長自らが 東京駅まで送っていただきました。
多少のお役に立てたことを、誇りに感じています。
瀬戸委員さん貴重な体験ありがとうございました。
この春に、最終 提言を発表する予定とか。 楽しみです。


2004/02/07
 このところ、毎日のように雪がちらつきます。
外の仕事は、田んぼ等が乾かず何も出来ません。


 夕べから降った雪は、朝起きると10センチくらいに積もりました。
サラサラの雪です。


 お日様が昇りはじめると あたり一面アサ靄がたなびき始めました。
お日様の光は一段と明るく、なんとなく春の気配を感じます。


 春の足音が聞こえてきました。
♪はる〜〜は な〜〜のみ〜〜の・・・・


2004/02/03〜04
 東京で第33回全国農業経営者研究大会が開催されました。
角田から農業経営者会議の会員 11名が参加。
会場は、第一ホテル両国。
全国から農業関係者も含めて参加。実際の農業者は 見る限り三分の一以下でしょうか。


 大会初日は、分科会。
コメ経営戦略研究分科会に参加いたしました。


 夜は、角田独自で 更なる研修会を開催。
講師は、農業共済新聞編集長成川さん。


 現在 検討が始まった 農家への直接補償制度の現状と課題。
会場は、神楽坂 「姿」。


 ゲストとして 小松先生・元 家の光「地上」編集長 青木さん。
夜まで、勉強とは 皆さんご苦労様でした。
成川編集長 ありがとうございました。


 二日目は、基調講演とパネルディスカッション。
パネルディスカッションが今回の研修で 最も聞きたかったこと。
問題提起の農水省経営局政策課長・今井氏と特別ゲストの元農水事務次官・現農林漁業金融公庫総裁・高木氏。


 正直、今井課長さんの発言には ガッカリ。
今年から コメ改革が始まろうと言うのに 全国の関係者を前に 「具体的にご披露できる政策」は ありません、ときました。・・・・それはないでしょう・・・・。
さすがに高木総裁から 今大切なことは 改革のスピード。そして生産現場の声を聞く姿勢。それも生産現場の「声」といっても 何処の声を聞くのかが、大切・・・とクギを刺される始末。
改革への農水本体の 「本気」さが 何処にあるこか。その事だけが知りたくて東京まで来たのです。
その甲斐がありました。
結論。 農水はコメ改革については、本気でやる気は 「ない」。ましてコメ作りを産業としてとらえ
経営政策として政策展開をする気はないのだ。
そうだとすれば、従来どおり ガイドライン沿って 作文を書いて補助金を貰ったほうが 勝ちという事でしょう。
自分の事は、自分で考え行動する他ないですね。


2004/02/01
 いよいよ2月。
このところ 冬らしい寒さが続いています。


 今朝は、厳しい寒さになりました。
それでも、例年に比べて あったかです。


 2月は、春めいた陽気を感じる日々が多くなる事でしょう。
田んぼの状況を見ながら、外の仕事の準備をはじめたいと思っています。


 冬眠もそろそろですね。
夕日は まだまだ 冬空です。