デジカメ農作業日記 (2004年11月)

2004/11/30
 JAライスセンターへ収穫した大豆を搬入作業をしました。

 管内で作られた大豆は、殆どJAライスセンターで 乾燥調整され品質検査されます。
ただいま調整作業の真っ只中。


 百姓仲間の先輩達も 大豆の搬入。
お互いの出来栄えの情報交換。
今年は、病害虫による被害が例年より多かった。


 長雨で作業が遅れた挙句に、数日前の大風でまだ収穫してなかった畑の大豆が、莢から落ちてしまった。
「まるで畑に大豆をばら撒いたようだ。」「収穫目前、勿体ないことしたもんだ。」・・・そんな会話。
遅れ作業は、いい事ありません。


 10時半から農業振興公社で角田市アグリパソコン研究会の役員会。
今日は、パソコン簿記の例会。
お母さん達が中心になり、公社の職員・普及センター職員の指導を受け 簿記の記帳・整理の研修をしています。
これから、大忙しの時期になります。


 今日は一日スッキリしない天気。

 朝には、小雨がパラツキ、日中の雲の多い天気でした。
今日で 11月も終わり。


 北国から雪便りが届くようになりました。
肌寒い一日でした。


 夕方、曇り空から晴れ間が覗き 当たり一面 パッと明るくなりました。
辺りの景色は、すっかり冬枯れ風景となりました。


2004/11/23
 大陸から移動性高気圧が連なって 日本にやってきました。

 ここ数日毎日が小春日和。

 今朝は、薄っすらと霜が降りました。

 朝から最高の 青空。

 この時期としては、暖かな朝です。

 転作畑の麦は、このところの暖かさと雨の多い天候が幸いし順調に生長してきました。

 朝の強い光を受け、幼い新葉は水滴を満身たたえ 宝石のように光り輝いています。

 これから、寒い寒い冬に向かって日一日とたくましく伸びてきました。

 岩出山町交流協会の皆さんが、「アジアの農民と手をつなぐ会」の視察研修の為にやってきました。
岩出山町交流協会は、国際交流だけでなく国内交流も同じ視点で活動するということで設立したそうです。
国際交流というと、なんとなく身構え日常生活とは別世界の視点で捉えがちです。
国際交流も国内交流も 同じ視点で!! 発想で国際をはずして「交流協会」を立ち上げた事は
たいへん参考になりました。


2004/11/20
 小春日和。
立冬も過ぎたというのに、暖かな日々が続いています。
霜が降ったのは、一日だけ。
例年 朝晩 寒くなるのですが今朝は 深い霧がたち込め9時過ぎにお日様が顔を出しました。


 11日に蒔いた大麦「シュンライ」は、このところの暖かさと雨で順調に芽を出してきました。
小春日和の一日。新しい命が芽生え、お日様に向かって力強く伸びてきました。


 チョット土を取り除き種を確認すると 殆どの種が芽を出してきました。
真っ白な根をたくましく地中に伸ばし始めました。


 これから、本格的な冬に向かいます。
種蒔きが少し遅れましたが、寒さに負けずたくましく育って欲しいものです。


 来年に向けて 農作業は始まりました。

2004/11/16
 朝起きると、曇り。またまた 雨降りかと思っていたら見事に晴れました。

 しかも、今シーズンはじめての乾いた西風が吹きました。

 夕暮れまで風が吹き、ナイターで大豆の刈り取り作業が出来ました。

 遅すぎましたが、これからでも良いです。
天気が続いて欲しいものです。


2004/11/13,14
 13日は快晴。気温も高く 小春日和。
JAまつりの日です。


 「角田市アジアの農民と手をつなぐ会」では、15年来 タイ・イサーン地方の村と交流を続けています。

 全国的にも、農産物品評会場で国際交流JICAの写真パネル展をしている会場はあんまりないハズ。

 JICAの写真パネル展も恒例となりました。

 農産物品評会場の一角で、タイイサーンのむらのお母さん達が作った製品を紹介して10年になります。

 10年前は、なかなか売れなくて お付き合いで買っていただきました。
それがそれが、今年なんかは 開店当初からお客さんがたくさん寄っていただき今までになく好調な売れ行き。


 タイの交流が10年の歳月と共に 少しずつ受け入れられてきた証だと実感。
時代が変わったのでしょうか、継続は力なり。


 タイイサーン地方のお母さんとの交流は、15年以上続いています。

 イサーンの村々でお母さん達の指導と製品の販売事業をしているムアイさんは角田に2回来ていただき、仙台の服装専門学校等で研修してもらうプロジェクトも実施しました。

 また、村でお母さん達が使っているミシンは、伊具高と角田女子高から送られてものです。
6年前に送ったミシンが今でも活躍しています。


 今年は、手織りの女性用ポロシャツ、手織りのジャケット、草木染の綿ポロシャツ、タイシルクの生地、タイシルクスカーフ、インディゴ染スカーフ・シャツ等 例年以上に素敵な製品がいっぱい届きました。

 タイ国には、農村開発のNGOがたくさんありますが、そのなかでもムアイさんのNGOは
抜群の成果を挙げているとの報告をいただきました。そのような、NGOと一緒にプロジェクトを出来た事を誇りに感じます。


 ところで、JICA東北支部の高橋さん他 外国人スタッフの皆さんも数年前から参加していただいています。
 素敵な演奏と共に会場のまつり雰囲気を盛り上げていただきました。


 まお当日は、JICA東北支部の皆さんで世界各国のお茶の試飲会してもらいました。
これまた、大盛況。


 JICAのイメージも大きく変わってきました。
これからも、一緒に楽しくやりましょう。


 高橋さん他スタッフの皆さん ご苦労様でした。

2004/11/11
 大豆の収穫作業が6割終了。
一先ず、大麦の種蒔きを始めました。
例年だと、今の時期は終わってハズ。
それがそれが、秋の長雨で大豆の刈り取りが大幅に遅れています。


 幸い、暖冬気味。
種蒔きもしないで、花が咲き実を結すぶはずありません。
天気とニラメッコの作業が続きます。


2004/11/09
 今日から秋の「火災予防週間」が始まりました。

 それに先立ち、7日消防団と婦人防火クラブで「カマド検査」をしました。

 集落の全戸を 火災予防を呼びかけるチラシを配りながら 火の用心を呼びかけます。

 朝6時25分。東のあぶくまの山々に朝日が登ってきます。

 大麦の種蒔き作業の為、朝5時前から畑へ。
あたりは、真っ暗。


 時間と共にうっすらと明るくなってきます。


 今朝は、霧も殆ど発生せず、うっすらと朝モヤがたちこめ 幻想的な世界が広がりました。

 一日快晴。気温も高く刈り取り作業には、最高の一日でした。

 夕方、西の空にきれいな夕日が落ちていきました。

2004/11/07
 1週間ぶりに天気が回復。6日より大豆の刈り取り再開しました。
大豆の刈り取りが終わった。
刈り取りが終わった畑に 直ぐ麦を播種します。
大豆の刈り取り作業は、大豆が乾燥する午前11時ごろに始まります。
それまでの間、朝5時前から麦蒔き作業をします。
朝5時 あたりは真っ暗。東のあぶくま山系に朝日が顔を出すのが、6時25分ごろです。


 我が家の大豆ではありません。
種蒔きが早い畑が 長雨の被害をまともに受けました。
畑全体が 黒ずんでいます。


 莢の中の 小粒大豆のカビが生えています。
売り物にならないでしょう。
小粒大豆 「コスズ」は このような畑がほとんどのようです。


 折角豊作だったのに・・・・。
このように壊滅的な状態になったのは、初めてです。
我が家の畑は、 これよりは良いようですが・・・・。


2004/11/06
 気温が高かったものの、風がなく思ったより大豆が乾きません。

 少し乾燥不足でしたが、汚粒にならない事を確認できましたので正午頃から 大豆の刈り取りを始めました。
普通大豆「あやこがね」 の刈り取りです。


 我が家の「あやこがね」は播種期が遅いことと肥培管理が上手くいったこともあり 長雨の被害は殆どありません。
久しぶりに質量ともに豊作です。


 それにしても、日が暮れるのが早くなりましたね。
夕方 4時を過ぎるとあっと言う間に日が落ちていきます。


 綺麗な真っ赤な 夕日が落ちていきました。

2004/11/05
 久しぶりに晴れました。
朝日が眩しいです。


 大豆の刈り取り作業は、乾燥不足で出来ませんでした。

2004/11/03
 先月30日以来 5日連続雨模様の天気が続きました。
朝 久しぶりにお日様が 顔を出しました。
この雨で 生育の早い大豆は決定的ダメージを受けたようです。
眩しい眩しい 待ちに待ったお日様です。


 うまいコメ研究会のコメ検査です。
JAライスセンターに集められたコメは、品質検査を受けます。


 サシという道具で個人ごとに サンプルをとり検査官によって品質検査を受けます。

 水分・整粒歩合・被害粒等が 国で定めた基準にあったものかチックされます。

 検査が終わると結果は、直ちにパソコンに入力され仮渡金が清算されます。

 今日の検査結果。

 今日検査されたコメは、すべて最高品質の1等米に格付けされました。

 サスガは、うまいコメ研究会のメンバーです。

 検査されたコメは、直ちに低温倉庫に保存されます。
コメの片付は、シートパレット方式に変わり、殆ど人手がいりません。


 シートパレットホークリフトは、なかなか良く出来た機械です。
作業の様子を紹介しましょう。


 特殊なプラスチックで出来たシートに積み重ねたコメは、シートパレット用の専用
ホークリフトでツマミ、移動されます。


 その後、低温倉庫に積み上げられます。
シートパレットが導入される以前は、多くの労力がかかりました。