デジカメ農作業日記 (2004年12月)

2004/12/30
 昨日から降り続いた雪は、朝には上がりました。
暖冬予想が 一変。


 あたり一面 銀世界。
久しぶりの大雪です。


 朝日に輝く田んぼ。

 普段の見慣れた景色とは、別世界の風景が広がります。

 抜けるような青空。真っ白な雪。

 さらさらした本格的なゆきです。

 朝 飛び起き デジカメ片手に一時間ほど田んぼを 歩き回りました。

2004/12/29
 昨日までの 暖冬が嘘のようです。
朝から降り始めた雪は、夜にかけて大雪となりました。


 雪でも、田んぼの耕起作業はOK。
今年予定していた、耕起作業は夕方まで無事終わりました。


2004/12/28
 年末だというのに 暖冬。
蔵王の山々も 雪が雪が少ないようです。


 28日は恒例の 餅つきです。
年に一回、正月食べる餅は、臼で餅つきします。
今年は、親戚も集まり、賑やかな餅つきです。


2004/12/27
 最高気温が5度以下の寒い 一日でした。
田んぼの耕起作業も もう少しです。


 午前中 お米の配達で仙台に行ってきました。
市内では、造園屋さんが門松を積んで運んでいくトラックとすれ違いました。


 初詣の看板も 方々で見ました。
もう直ぐ お正月です。


 田んぼから見える西の山々は、寒い雲に一日中 覆われています。
山は 雪だんべ・・・。


 夕方5時過ぎ 東の空に 大きな大きな 赤いお月様が昇ってきました。

2004/12/24
 今日は、クリスマスイブ。

 この冬一番の寒さ。隣町にあるアメダスは氷点下6度を記録したとか。

 朝6時半。あたり一面真っ白。
東のあぶくま山系から日が昇り始めるのが7時頃。


 夜明けと空が白み始め、お日様が顔を出すまでの約1時間。
刻一刻と空の色が変わります。


 一段と冷え込み、空気が澄み、晴れた朝は特にきれいな光の祭典が繰り広げられます。
トラクターで田んぼの耕起作業をしながら、一人 とっても得した気分になります。


 霜で真っ白になった田んぼがロータリーで起され、次々に黒くなっていきます。
日中も晴れ、トラクターのキャビンの中は汗ばむくらいにポッカポカ。


 夕方5時頃には、あたり一面 トワイライトの世界になります。

2004/12/21
 今日は冬至。

 朝から晩までトラクターで 田んぼの耕起作業。
稲刈りが早かった事と、暖かな日が続いた為か 例年以上に ひこばえが伸び 穂まで出ています。
耕起作業は、ラジオを聞きながらの作業。
冬至という事で、ユズ湯や冬至かぼちゃが話題。
一年で一番 昼の時間が短い日。 それにしても 夕方5時で真っ暗。
朝は、朝で夜が明けるのが遅いと言う事で、お天道様を当てにした作業では仕事になりません。


 今日は、朝から雪便り。北風が吹く さむ~~~イ 一日でした。
トラクターのキャビンの中はヒーターで暖か。しかも、作業灯があるので 午後7時頃まで快適に作業できます。
トラクターの耕起作業は、時間がゆっくり流れますので、いろんな想いをめぐらせなが仕事できます。


2004/12/19
 ようやく冬らしい 朝。

 まだまだ、本来の冬の寒さとはいえませんが・・・・。

 田んぼに残ったイネの株。
霜で真っ白になったものの、朝日の暖かな光でホンノリ 赤みをおびます。


 抜けるような青空。

 空を大きく撮りたい!!と思ったら ひっくり返ってしまいました。

 日が高く昇るにつれ、風もなく新春を感じさせるような ポカポカ陽気。
枯れ草にも 暖かな陽だまり。お日様のぬくもりいっぱいです。


 蔵王の山々は、この時期にしては雪が少ないですね。

2004/12/15
 来年の稲作に向け 土作り作業が始まりました。

 ケイサンやクド等微量要素の補給は、うまいコメを作るための大切な作業です。

 我が家では、この外 数種類の土壌改良剤を使用します。

 来年の稲作りは、少しずつ始まっているのです。

2004/12/14
 朝から雲ひとつない青空。

 気温が下がり あたり一面 霜で真っ白。

 田んぼ一面 真っ白。

 麦の緑。
空の青。


 田んぼのいたる所で、真っ白な霜と朝日の眩しい光が躍っています。

2004/12/13
 きれいな朝焼け。
朝5時半。集落の先輩の不幸の知らせがありました。


 角田市アグリパソコン研究会移動研修会。
アグリパソコン研究会は、簿記記帳による経営の勉強会です。
会員は、農家のお母さん達が主役。


 場所は仙台。講師はTMC村上事務所 代表取締役 村上氏。
先生は、中小企業診断士で宮城県農政にもたくさんのアドバイスを頂いています。
「農業を取り巻く情勢にどうアクションを起すか」というテーマで2時間半 ビッシリト講義をしてもらいました。


 先生曰く「お母さんこそ 世の中のことを知りたがっているし、理屈をしっかり勉強してもらう事が必要だ。」
世の中の情勢を踏まえ、来るべき2010年には勝負する時がやってくる 今の時期に蓄えておく様に・・・・・。
というような結構 難しい話を 分かりやすく話していただきました。
先生は、79歳。年齢を感じさせない活きのいい話と経験からにじみ出る 真実の話に お母さん達も納得。


 研修を終えた感想は、「話を聞く前は2時間以上の講義。眠くならないか心配だった。 終わってみれば眠くなる どころか。時間がアットいう間に過ぎてしまった。」
この言葉に尽きる、充実した研修でした。


 講義終了が村上先生が懇意にしているフランス料理店でディナー。

 

 昨晩から年末恒例。仙台 光のページェントが始まってました。

 チョットだけ皆で眺めてきました。

2004/12/12
 朝から快晴。

 新しい消防ポンプ小屋の落成式が行なわれました。
我が集落の消防ポンプは、小型動力ポンプで人力によって運ぶタイプです。
現在、市内の殆どのポンプは、軽自動車に積載された新型タイプに更新されています。


 近い将来 我が集落のポンプも、積載車タイプに更新される予定です。
それに先立ち、いつでも新型タイプが導入できるように、先ずもってポンプ小屋の新築がこのたび行なわれました。


 新しいポンプ小屋は、我が集落の東端に建てられました。
ポンプ小屋の脇には、火の見櫓にかわってホースの乾燥棟と併用して半鐘にかわってサイレンが取り付けられました。


 落成祈願式の神事が終わったあと、出席者で記念撮影。

 我が家の3男もチャッカリ写っています。

2004/12/10
 夕方 なんともいえない 暖かな夕焼け。
12月とは 思えない夕焼けです。
異常な暖冬を象徴するような一日でした。


2004/12/08~09
 仙南地域認定農業者視察研修会及び第二回経営セミナーが一泊二日の日程で ラフォーレ蔵王を会場に開催されました。
大河原地方振興事務所のご配慮で 認定農業者ネットワークと普及センターの共催で開催されました。


 研修会の責任者の一人として、有意義な研修会に終わったことで一安しています。
今回の研修会には、60名を超える仙南地域を代表する農業者が集いました。夜の研修交流会も盛大に開催されました。


 今回のテーマは、産業として自立する農業。
講師は、地元 大河原町でネットワークの仲間であり先輩でもある養豚業(株)ヒルズ 代表取締役 佐藤希志男氏。


 昨年度 日本農業大賞を受賞したすぐれた農業経営者です。
日本農業大賞は、NHKとが主催する農業界は権威のある賞です。


 佐藤氏からは、規模拡大の過程でJAとの軋轢が多々あったがそれを乗り越えて現在に至っている・・・・・・。実践者のみが言える 示唆に富む含蓄ある話を聞けました。

 JA全中が佐藤氏を表彰するという なんともいえない時代の波を感じさせられた研修会でした。

2004/12/06
 今年1年活躍した コンバインの掃除です。
コンバインの中に、モミやワラ屑がたくさん入っています。
そのままにしますと、ネズミの巣になりネズミの糞尿などで たちまち錆びてしまいます。


 当たり前のことですが、きれいに洗い 冬の間の修理に備えます。
この当たり前のことをやらない農家が 結構多いのです。
我が家では、これまでコンバインは最低10年以上使ってから更新してます。


 蔵王連峰の南中腹にある 白石スキー場が白く見えるようになりました。

 ようやく蔵王の山々にも冬がやってきました。

2004/12/04
 来年の稲作を、順調にスタートさせる為に欠かせない作業があります。
育苗用の床土を作業場に 搬入する仕事。


 田んぼの一角に確保していた、床土用の土を作業場に運び 砕土作業に適するまで乾燥させるためです。
サイド作業は、雪などで外の仕事が出来ない2月頃に始めます。


 天気予報によれば、4日夜から雨。
3日に作業場を片付け、夕方 手始めに2トンダンプで搬入作業を始めました。


 朝から最高の天気、きれいな夕日を拝みながら仕事を終えました。

 4日本格的な土運搬。トラクターのフロントローダーで2トンダンプに積み込みます。
合計10台。作業は無事完了。 安心した為か風邪がひどくなり、6時過ぎにはやめました。
夜は、雨でした。


2004/12/02
 我が家の西にある 火の見櫓の解体作業が始まりました。

 50数年来 火の用心の象徴として、

 また集落内火災の際に活躍した火の見櫓。

 消防ポンプ小屋の新築移転に伴い、お役御免。

 解体される事になりました。

 解体直前に、最後の見納め。火の見櫓に登り集落内の風景をデジカメに収めました。

 クレーン車で櫓全体を 吊り上げ作業がしやすい場所に移動。

 吊りし切りで解体をします。

 ガス溶接で切断。 あっという間に解体作業が終わりました。

 長い間

 ご苦労様でした。

 これからは、新設されたサイレンで 信号を送ることになります。

 午後2時、国土交通省北海道開発局調査専門官堀米さんと音喜多さんが来宅。 
今回は、仙台フィンランド健康福祉プロジェクト及び地域国際化先進事例調査(アジアの農民と手をつなぐ会)。
昨日12月1日に仙台にやってきて、明日まで3日間 
仙台フィンランドプロジェクトに関する関係大学、行政機関等を精力的に調査研究する日程のようです。
折角 北海道から来ていただいたということで、予定時間を時間を大幅にオーバー。 夕方5時ごろまで情報交換。
北海道の底力を感じながらの情報交換でした。
仙台フィンランドプロジェクト??? 
仙台で全国的に注目される健康・福祉プロジェクトが進行中だったとは。
地元にいてお恥ずかしい・・・・・。
宮城・仙台でプロジェクトを立ち上げる前に北海道で やりたかった・・・・。とはお二人の弁。
わざわざ、ありがとうさんでした。


2004/12/01
 今年もいよいよ 残すところ一ヶ月。。

 今朝は、快晴。
寒気団の南下もあり、大霜。外の水道が凍りました。


 暖かい日が続いていましたので、急に寒く感じます。
これでも、例年と比べると暖かいのでしょう。。


 ことしも、いろんなドラマがありました。
年々一年が早く感じるようになりました。


 今月は、いそんな事業の報告書の提出。補助事業申請書の提出。
資金関係の償還等資金繰りの仕上げ。


 そして、忘年会など大晦日までカレンダーとニラメッコの日々が続きます。