2006年1月3日~7日までタイ国イサーン地方(タイ東北部)行ってきました。
今回は、昨年4月角田女子高が宮城県男女共学・高等学校統廃合により97年の歴史に幕を閉じたのを契機に計画されたものです。
8年前に旧角田女子高生徒会等が中心になって、イサーン地方の農村自立協力の一環として贈った、「足踏みミシン」の活用状況を検証することにより今後の女子教育支援事業の可能性を探るため行ってきました。 旧角女と隣町の伊具高校で40年以上前から裁縫の授業等で使用した「足踏みミシン」を償却処分する際、タイ・イサーン農村婦人の自立のために役立てて欲しいということで、両校の生徒会が中心となり贈ったものです。
このプロジェクトのお手伝いをしたことで今回一緒に同行することになりました。
東南アジアと聞くと、その言葉自体に日本人は優越感を感じるようです。
「東南アジア諸国よりも日本は全ての面で先進国だ。 遅れている東南アジア諸国に支援してあげる。それが 日本の役割・・・・」
今回参加した角女OGの皆さんも、少なからずそう思っていたと言います。今もって、多くの日本人の潜在意識として残っているのも現実でしょう。
タイ・イサーンの村々を訪れ時代の流れに遅れまいと必死に生きようとする姿を目の当たりにし
「支援する国・日本から支援される国・日本へ」
そんな近未来の日本の姿を予感したのは私一人ではなかったでしょう。
支援から協力・連帯へ。 いまこそ行動が求められている時代なのだと実感した旅でした。
先ずは、写真の整理をしながら、随時説明していきます |