デジカメ農作業日記 (2006年2月)
2006/02/26
3月1日から春の火災予防運動が始まります。
それに先立ち、消防団と毎戸加入の婦人防火クラブで各家庭を回り防火予防を呼びかけるカマド検査が行なわれました。
あいにくの雨の中、数人ずつ分かれて火災予防を呼びかけます。
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2006/02/25
朝、濃い霧が発生。しかも、気温が最低マイナス5℃。
朝起きると、辺りが真っ白。
雪景色とは趣きが違った、真っ白な世界が広がりました。
午前9時過ぎ。霧の中からお日様が顔を出します。
早春を想わせる良い天気。
先日紹介した、排水路の木の芽が気になり直行。
大きく芽が膨らみ始めました。
今年の冬は、久しぶりに厳しい寒さでした。
夕暮れが遅くなりました。
夕方、5時30分過ぎても 明るくなりました。
季節は、確実に春に向かって歩みはじめています。
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2006/02/24
あぶくま農学校の冬季セミナー。
最近、農業界も盛んに「経営」という言葉が使われるようになりました。
農業経営という言葉は数十年まえから 存在したものの、つい数年前まで、農業者を経営者とみなした農政の展開は殆どありませんでした。
常に農業者は、単なる食料を生産する「労働者」あつかいだった。
「農業経営」は、農学の世界で「言葉」だけが一人歩き、農業経済学者が学問の世界だけで得意になって使っていたに過ぎなかった。
その農業経済学者なるセンセイの御意見を聞きながら、日本の農政が展開されてきた。
その結果として、今の日本の農業の現実がある。
少なくとも、私はそう思います。
特に、米農政の中では、「経営」をする事を農業関係者が拒否してきたといえます。
その名残は、今でも農業関係機関に随所に見られます。
その中での、「経営を強くする為の、我が家の財務管理」というセミナーの開催。それも日中のセミナー。
忙しい中にも、会員の皆さんが出席。熱心に勉強してくれました。
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2006/02/23
昨日より育苗用の床土づくりが始まりました。
昨年中に 作業場の軒先で乾燥していた田んぼの土を5㍉ほどの粒子に砕きます。
床土は、団粒構造といって粒々の状態に作ることが大切です。
細かい粉状にすると、土の中の酸素が少なく水の通りも良くありません。
そのような状態では、根張りが悪く丈夫な苗が育たないのです。
植物の根は、水分と酸素の相反する要素が最適な状態で存在する状態で立派に
育つのです。
団粒構造の土は、その環境を保つのに必須条件です。
砕土機で土を砕くのですが、土が乾燥しすぎると粉状になりますし、土壌水分が
多すぎると砕土機のドラムの目が直ぐに詰まり能率が上がりません。
田んぼの土を、上手に乾燥させておくことが大切です。
今年は、少し乾燥不足ですので 土を乾燥させながらの仕事なので 少し時間が
かかりそうです。
砕土作業をしていると、土の香りがプンプンしてきます。
この香りを感じると、気持ちも引き締まってきます。
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2006/02/20
2月に入り極端な寒さが続いていましたが、数日前より暖かな春の日差しが戻ってきました。
朝が明けるのも 早くなりました。
今朝の最低気温は、マイマス3度。
天気予報によれば、曇りから雨。
しかし、朝から快晴。
このまま、天気が続けば良いのですが。
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2006/02/18
タイに贈った「足踏みミシン」を訪ねて、報告会を 角田市民センターで行いました。
片田舎の東北みやぎ角田で国際協力の報告会。
JAに事務局をお世話になりながら、15年以上にわたり世話人約15名を中心に、自主的活動を続けてきました。
参加者の組織的動員は望めません。
正直 参加者がどのくらい集まるか心配でした。
80名を越える多くの市民に来ていただきました。
わざわざJICA東北支部支部長さんも出席。
当日は、イサーンのお母さん達の製品も紹介。
タイ視察研修に参加した 角女OGの皆さんの率直な感想が、参加者の感動を呼び国際交流の新たな広がりの可能性が見えてきました。
参加者は、現役の高校生~70代まで、世代を越えた広がりを感じさせる会合でした。
立派な報告会でした。
この報告会の準備を進めてきた世話人会の仲間も、充実した時間を過ごす事が出来ました。 本当に御苦労様でした。
「角田市アジアの農民と手をつなぐ会」も15年を過ぎ、新しい展望が見えてきました。
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2006/02/15
数日前まで真っ白に田んぼを覆っていた雪。
その雪が昨日、今日の暖かさで一気に消えてしまいました。
一昨日 春一番を思わせる強い風が吹きました。
昨日・今日の最高気温が15度前後。
2月に入ってから 毎日が冷凍庫の中で生活している感じ。
それが一気に4月並の気温に。
暖かくなると体が楽です。
午後から 共同のお米の発送作業を終えた午後4時過ぎ。
麦畑の陽だまりでは、雑草の可憐な花が咲き誇っていました。
春はそこまでやって来ました。
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2006/02/10
日差しは 確実に眩しさを増してきました。
2月に入ってから最低気温が、マイナス14度という厳しい寒さが続いていましたが2日前から寒さが緩んできました。
ツララも朝日に輝き、陽が高くなるにつけ融けだしてきました。
今日の 暖かさで田んぼの雪も一気になくなりそうです。
そろそろ、本格的な農作業の準備が始まります。
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2006/02/09
夜・JAの会議室で「アジアの農民と手をつなぐ会」の会合。
タイに贈った「足踏みミシン」を訪ねて。 という報告会の準備会議。
今年の正月 タイ・イサーンに行った報告会を 今月18日(土)
午後1時半から・角田市市民センター・第一会議室で 行ないます。
角女OGの皆さんがタイ・イサーンの報告と今後の国際協力のあり方について話をします。
皆さん!!是非・報告会に参加ください。
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2006/02/08
恒例の浅野前知事の誕生会。
昨年末 知事を辞めてから初めての誕生会。
誕生会は、最初から出席。今年で10回目位か。
浅野さんは、プレスリー大好き。
仙台のライブハウス貸切で毎回開催。
難しいことは一切なし。
最初から終わりまでプレスリーの曲で踊り・踊り。
4月から慶応大の教授になるとか。
また、春から アサヒビールのテレビコマーシャルにも出演予定とか。
早速、ビールは アサヒスーパードライに限る!!と盛んにPR。
毎日 忙しくて 楽しい?といってました。
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2006/02/03
今朝の最低気温 マイナス11度。
一昨日降った雪は、殆どそのまま。
朝日に輝く 銀世界が広がります。
冷凍庫の中で生活しているようです。
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2006/02/02
東京で全国農業経営者協会の研修会に参加。
九州大学の鈴木先生の講義。
結論から言えば、
「過去の延長でしか判断できないと、先を見通せず、判断を誤る。
固定観念の呪縛から開放された常識に囚われない創意工夫が必要。」
ということか。
それにしても、最近の農学者の 話の歯切れの悪さは、どういうことか。
存在意義が問われかねない。
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2006/02/01
2月の声を聴いたとたんに、雪が降りだしました。
午前中、ミゾレで殆ど殆ど積もらなかった雪。
昼を境に 本格的なボタ雪となりました。
午後 夕方4時過ぎ、積雪10センチを越え、トラクターによる雪掻き作業開始。
暖かいせいか、作業服もビショ濡れ状態。
集落内の道路も雪掻き。
夜になっても雪は 止まず。
明日朝、また雪掻き作業をする予定。
朝 昨夜の雪も止み、快晴。
中学校の歩道の雪掻きの為 朝6時30分作業開始。
道路は カチンカチンに凍っています。
寒いことは 寒いが それ程 寒さは感じません。
作業中に、朝日が昇って来ました。
雪の朝は、刻一刻と景色が変わります。
今日は、これから東京で研修の為 出かけます。
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