デジカメ農作業日記 (2006年6月)

2006/06/28
 クワゴです。桑の実が熟してきました。
大豆の播種作業で忙しい中、ふと見上げるとクワゴが熟しています。


 完熟すると ホンノリ甘い味が口いっぱいに広がります。
完熟前の少し赤みが残っている実は、酸味があり独特の味かします。
懐かしい味です。
今朝 朝仕事で大豆の播種作業が完了。


 9日梅雨入りして以来、梅雨空を気にしての農作業の毎日。
例年になく、梅雨入り早々 本格的な梅雨空が続いて麦刈りなど
心配しましたが 無事に収穫を終え、大豆も播種作業が完了。


 毎年の事ですが、麦刈りから 大豆の種蒔き作業が続く6月は
一年で一番忙しい時期です。


2006/06/22
 朝から久しぶりの青空。
朝早くから 夜9時過ぎまでの作業が続いています。


 今日で3.5ヘクタールの種蒔き完了。
夕方 7時30分過ぎ夕闇が迫ってきます。


 ホット一息 夕焼け空を一人眺める余裕が出来ました。
雲が広がってきました。今年の梅雨はホント天気が続きません。
明日朝は、またもや雨。


2006/06/21
 畑を耕した後に、雨が降ると暫らく畑に入れなくなります。
粘土質の土ですので、一度水分を含むとなかなか乾きません。
元肥散布後トラクターで耕し、次にもう一度 土を細かくする為のトラクターで細土作業。その後直ぐに種蒔き作業。


 そして除草剤散布。
一連の播種作業を一気に仕上げます。
特に今年は天気が続きませんので、少しの晴れ間を見てうちに仕上げないと大変なことになります。


 79歳の親父さんは、小型トラクターで播種作業を一手に引き受けて
くれてます。頭が下がります。


 午後 本年度 国家公務員I種職員として採用された3人が
初任行政研修の地方自治体実地体験の一環としてやってきました。
農林水産省・国土交通省・法務省の新人職員さん達です。


 約一時間程 農業への思いを中心に話させていただきました。
現場に分かりやすい行政システムの構築を期待しました。


2006/06/19
 心配していた麦刈りも無事終了。
早速 麦畑あとに大豆の種蒔き作業が始まります。


 今年の梅雨は、当初から本格的な梅雨空。
少しの晴れ間を見計らって、大豆の播種作業。


 元肥散布からはじめます。

2006/06/17
 9日梅雨に入って以来、毎日が梅雨空。
僅かな晴れ間を見計らって麦刈りをしています。
昨日は本格的な雨。
一夜明けて、抜けるような青空が広がりました。
気温は29度まで一気に上昇。
このチャンスを逃してはならぬと、夜9時まで麦刈り作業。。


 午後、NHK白石支局の岩松記者が麦刈り作業の取材やってきました。

 我が家では、早めに作業を始めましたので9割の刈り取り作業が完了。
麦は、一雨毎に品質が落ちてきます。
梅雨時、しかも高温・多湿。
麦の穂は上を向いていますが、刈り取り適期をむかえると穂首が下をむきます。


 昨日の雨と今日の高温多湿で、刈り取り適期を過ぎようとしています。
それほど、麦は収穫適期は短いといえます。


 角田管内では、130ヘクタールの麦が栽培されていますが収穫作業はこれから。
倒伏している圃場も多くみられます。
梅雨空が続くようだと、大幅な品質低下は避けられない状況です。


2006/06/14
 乾燥機が一台空いていましたので、日中少し 薄日が差してきましたので少しでも乾燥してから収穫しようと思って、午後3時からコンバイン作業開始。

 刈り始めて、30分。急に東から 冷たいヤマセが吹いてきました。
見る見るうちに、霧が発生。当たり一面が霧につつまれてきました。


 何とか予定の刈り取りを終了。
ホント、梅雨空は油断出来ません。


2006/06/13
 5月以来 極端な日照不足が続いています。
6月に入ってからの日照時間は例年の 25パーセント。
しかも、気温の低い日が続いています。
6月9日 梅雨入りが発表されました。


 例年、梅雨入りしても6月中は空梅雨気味で晴れ間が多いのですが今年は違います。
梅雨入りと同時に 毎日が梅雨空。
今年の麦刈りを、始めました。
灯油も上がりましたので、もう少し乾燥してから収穫したかったのですが、今年の天気は、油断できません。


 今年の麦の出来は、例年になく良いです。
折角の麦を、収穫目前にして台無しには出来ません。


 麦は、雨が大敵。
一雨毎に品質が、落ちてきます。
思い切って、収穫を始めました。
初日から、ナイター作業で頑張ります。


2006/06/12
 一昨日 晴れたものの 昨日から再び梅雨空。
朝から 霧が広がり 日中は小雨も降りだしました。
今年は、梅雨入りそうそう 本格的な梅雨になりそうです。


 うまいコメ研究会で 隣町の創業70年の(株)玉松醤油を訪問。
味噌づくりの研修会を開催。
昨年秋より、玉松の社長さんから お声がけを頂き うまいコメ研究会で味噌作りをはじめました。


 私達の最高の おコメと大豆を原料に 味噌作りをはじめました。
味噌の製造は、信頼する玉松に 委託する事に決定。


 今年の4月に 味噌の仕込みに入り 今年の秋に私達の オリジナルの
味噌として発売予定。
玉松の持っている 最高の技術を投入して 最高の仙台味噌として
仕上げていただく事になりました。


 今回の 味噌は 二段仕込みといって、2回 コメ麹を仕込むことによって最高の旨みを 出すという 玉松独自の製造で作っていただいています。
今日は、その出来栄えの 中間検討会。
今のところ順調に仕上がっているとのことです。


2006/06/10
 6月9日 昨日 今年の梅雨入りが発表されました。
昨日は、雷と共に 一時嵐のような天気になり 一部 麦の倒伏の被害が出ました。
一夜明け 梅雨に晴れ間が広がりました。


2006/06/07
 朝 雷と共に 雨が降りだしました。
6月に入り 雷が鳴り出すと 梅雨に入り、7月 雷と共に梅雨が明ける といいます。
雨は、昼には上がり 午後は田んぼの 畦草刈りが出来るようになりました。


 最高気温が18度。夕方 東風が吹き出すと一段と気温が
下がります。
昨日今日と 寒いくらいの天気。
週間天気予報では、曇りマークが続いています。
5月末以来 毎日 田んぼの草刈り作業が続いています。
5月連休初めに植えた 田んぼの稲は、この寒さにも負けず順調に生長しています。


 田んぼの 草刈り作業の手を休め、ふと見上げた梅の木。
梅が大きく育っていました。


 自然は、確実に季節を廻らしています。
灰色の空に 緑が鮮やかでした。


2006/06/05
 JICA東北支部の機関紙で「アジアの農民と手をつなぐ会」
の活動を紹介したいとの事で、取材にやってきました。
 今年1月 タイ・イサーンに一緒に行っていただいた、古積さんが代表で活動している、環境NPO・エコショップ角田の店で取材を受けました。


 タイ・イサーンへ贈った 足踏みミシンの視察報告会の後、古積さんの提案でエコショップの店の一角に 「角女・伊具高が贈った中古の足踏みミシンで作ったタイ国女性たちに商品コーナー」を開設しました。
その様子を見学してもらいながらの取材となりました。


 店を開設以来、タイ・イサーンコーナーは、人気があるということです。
角田市内に、お出かけの際は 是非 エコショップ角田を 覘いてください。 土曜日・日曜日に店は営業してます。


2006/06/02
 季節は、「麦秋」。

 西にそびえる蔵王の山々の頂は、真っ白な残雪をたたえ、大麦畑は、日増しに小金色に光、田んぼの稲や山々の木々の緑。

 早朝から、雲ひとつない空。
毎日、田んぼの草刈り作業。


 こんな朝は、草刈り仕事をしていても 幸せを感じます。

 今年の麦の生育は、例年よりも一週間程 遅れていますが、生育は良いようです。
収穫作業が終わるまでは、いい天気が続きますように。


2006/06/01
 いよいよ6月。
朝から綺麗に晴れ上がり、これから梅雨入りまでのひと時。


 空気も爽やか、田んぼの稲も日増しに 緑を濃く一年で一番
気持ちの良い季節を迎えます。