デジカメ農作業日記 (2006年8月)
2006/08/28
昨夜から 月刊誌NHKラジオ深夜便 編集担当の岩坂さんが取材にやってきました。
今年5月から 市内の環境NPO エコショップ角田店で タイ・イサーンのお母さん達の製品を展示販売をしていただいてます。
営業は 土日ですが、担当の 湯村さんに特別に店を開けていただき
イサーンの製品を 観ていただきました。
湯村さんは、旧角田女子高の同窓生。
50年に女学校時代自分達が使ったであろう 足踏みミシンが遠く タイ・イサーンでまだ現役で活躍している。 そのミシンで作られた 縫製品。
いろんな思いを込め、お客様にミシンの活躍ぶりを紹介していただいてます。
朝から夕方まで、田んぼに同行しての取材。
チョットだけ、草刈り機械も操作。
残念ながら一日 曇りでしたがナントか無事取材終了。
10月18日発売の 月刊誌ラジオ深夜便に その記事が載る予定。
お楽しみに!
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2006/08/27
朝4時。辺りが薄っすら明るくなってきました。
風もなく 大豆の消毒には最高。
父と連れ立って 大豆畑へ。
大豆の消毒は2回行います。
今年は、アブラムシが多く発生しています。
今回は、スミチオン粉剤で防除します。
粉剤は、上昇気流が発生する前の 朝早く行います。
今朝は、気温が17度まで下がり空気もヒンヤリ。
5時過ぎには、モヤが発生してきました。
8時頃には、モヤも消え青空が広がり快晴。
我が集落の 南岡コミニティー夏祭り。
7月に開催予定だったのが、集落内に不幸があり延期。
70数戸の小さな集落。
それでも、集落の皆さんと顔を合わせる機会は、めっきり少なくなりました。
集落内の 畳工場をお借りして 歌・踊り・余興等で楽しいひと時を過ごしました。
子供達も 夏休み最後の日 大ハシャギ。
また、集落にはプロの おまつり屋さん 中島さんがいます。
たこ焼き・やきそば等を大盤振る舞いしていただきました。
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2006/08/26
午前中 雲が多かったものの午後から青空が広がりました。
最高気温、25.8度。
湿度も下がり 秋の空気。
一気に 秋がやってきました。
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2006/08/24
ここ数週間、雲の多い日が続きました。
久しぶりに、青空が広がり心も晴々。
本当・ホントウに久しぶりに 蔵王の山々を眺めることが出来ました。
田んぼでは、稲穂が色付いてきました。
東北大農学部で行われた、 農業版環境会計にかんする意見交換会に呼ばれて午後から仙台へ。
東北大学大学院農学研究科博士課程の博士論文
「農業版環境会計」に対しの討論会に出席。
討論者は6名。
そのうちの一人として出席。
自分の勉強も兼ねて出席させていただきました。
約3時間余り 結構面白い勉強をさせていただきました。
試験研究機関としての大学。
産業界の分野では、産学連携という名も下に 生産現場と大学の共同研究の話を良く聞きます。
しかし「農学栄えて 農 滅ぶ」という言葉があります。
常々、宮城県は東北大が身近にありながら、 特に農業に関しては、大学で何を研究しているかサッパリ分からない状態。
従来の農政からすると、生産現場の主である百姓は、農業指導機関の話を聞いて納得し真面目に実行するのが当たり前。
百姓が東北大学と対等の関係で 明日の農業を創る作業をするなど、とんでもない話。
それがそれが、大学に来てくれという。
しかも、博士論文が実際の農業の現場に役立つか検証して欲しいという。
いやはや、世の中 変わりましたね。
「農学栄えて 農 滅ぶ」 というこの言葉。
早く 死語になって欲しい。
そんな事を考えさせられた 一日でした。
Sさんの博士論文が見事パスする事を 祈ってます。
そして 立派な農学者になることを期待してますよ。
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2006/08/20
3泊4日という 短い期間でしたが無事に修了。
塾長の小松先生から 修了証書をいただき、塾生の皆さんから
それぞれ感想をいただきました。
今回は、農業体験。次に 時間をかけて農業実習へ。
それでも、農業をしたければ その時はまた、角田にきて相談してください。
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2006/08/19
土の塾。百姓先生との意見交換会。
今年度から塾の 研修内容を変えました。
ホームスティー中心の研修。
塾生の皆さんと百姓先生が 酒を飲みながら腹を割って意見交換。
昨年度と一回目の塾に参加した 皆さんも交流会に参加してくれました。
なんと嬉しい事でしょうか。
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2006/08/17
あぶくま農学校「土の塾」が始まりました。
今年で、第6回目。
今年の塾生は、6名。
著名人が先生ではなく、百姓が先生。
今の世の中、農業収入だけで生活している農家は僅か。
真の農業の現実を、話せるのは 「生活を賭けて日々暮らしている」
者だけ。
角田市あぶくま農学校「土の塾」は その専業農家が先生役。
新規就農希望者だけではなく、学生でも農業に関心ある主婦でもOK。
3泊4日という短い期間ですが、専業農家が自らの生活を開放し農業を
勉強してもらうものです。
一地方自治体が、全国に呼びかけ 「農業の現実」を肌で感じて 体験してもらう場を提供する「塾」は、めずらしく、しかも今年で6年目。
地方自治体そのものも、財政困難で大幅な事業の見直しが進行中。
事業の費用対効果が問われる中、「広い意味で角田の農業のファンを創る」事業なのだと言っても 内部からはいろんな声が聞こえて来る御時世。
それでも、今年も無事 塾を開催する事が出来ました。
あぶくま農学校の校長は、角田市農業振興公社理事・佐藤角田市長さん。
塾の開会にあたり挨拶を聞く。いま尚衰えぬ 佐藤市長の「農業への熱き想い」を感じ、この塾を支えているのは この佐藤市長の「農業への熱き想い」なのだと再確認。
角田市あぶくま農学校「土の塾」は現場で農業に命を賭けている百姓の「熱きおもいと」角田市の農業関係者の「農への熱き想い」。 この 二つの「農業への熱き想い」があぶくま農学校を支えているのだと改めて実感。
我が家には、東京農大の志野君が研修にやってきました。
今日の仕事は、大豆畑の 草取り作業。 草取り作業は、農業仕事の中でも 基本的作業。 軽作業に見えても これが結構辛い仕事。 単純作業でしかも、腰を屈めての作業で、長時間作業は大変。
志野君は、草取り作業は 楽しい 草をとった後 残った作物が元気に見える。 そこが 楽しいのだという。
なかなか、頼もしい好青年だ。
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2006/08/14
お盆です。
お盆中は、農作業は休み。
お墓参りを済ませ、ゆっくり昼休み。
ここ数日 夕方になると夕立がやってきます。
今日も、夕立こそなかったものの 曇った蒸し暑い一日となりました。
夕方 田んぼに出かけると 稲の香りがプンプンします。
実りの秋を約束する 香り です。
早く穂が出た田んぼでは、稲穂が重く頭を垂れてきました。
例年よりも5日程生育は 遅いようです。
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2006/08/12
2日に梅雨明け宣言が出てから、暑い夏がやってきました。
真っ青な空に 積乱雲。
田んぼでは、稲の穂がスッカリで揃いました。
毎日 大豆畑の手入れ作業です。
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2006/08/08
良質大豆生産に欠かせない 開花期追肥を開始。
梅雨明け以来の暑さで、一気に生育が回復してきました。
紫色の 大豆の花が咲き出しました。
例年よりも 生育が大きく遅れていますが 少しでも挽回する為 できるだけの手入れをします。
夕方 雷雨がありました。
ホンノ少しの雨でしたが、雨が降ると作物が元気になります。
今日は、「立秋」。
ニュースでは、台風の話題。
これから、収穫まで穏やかな天気でありますように。
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2006/08/07
千葉の友人が10数年ぶりに訪ねてきました。
蔵王のお釜が見たいということで、一緒に蔵王山頂に。
麓からは毎日眺めている蔵王の山々。
うす曇でしたので 心配しましたが、山頂付近は お日様が顔を だしました。
友人のおかげで、数年ぶりに お釜を見ました。
田んぼのイネは、今が出穂の盛り。
稲の生育は、一週間程 遅れているようです。
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2006/08/05
2日に梅雨明け以来 毎日が真夏日。
来年80歳になる親父さんが 毎日 大豆畑に出て中耕作業。
長雨で生育が遅れていた大豆。
梅雨明けと同時に、みるみる生育回復。
毎日 少しでも生育を挽回するための作業が続きます。
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2006/08/02
今年の梅雨が 明けました。
午後3時? 気象庁は 今年の梅雨明け宣言を発表。
夕方 梅雨明けの情報を聞く。
思わず見上げる空。
空の色が 今までとは違います。
なんとなく 秋の空だった色が 濃い青空。
夏の空がやってきました。
大豆畑、田んぼそれぞれが 夏のお日様に向かって精一杯背伸びしています。
待ちに待った 梅雨明けです。
それにしても、7月は毎日が梅雨空。
晴れ間が 2日間続いたことはまれでした。
田んぼのイネは、一斉に出穂してきました。
週間天気予報も 晴れマークが続いています。
生育の遅れていた 大豆は 一気に元気になってきました。
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