デジカメ農作業日記 (2006年9月)

2006/09/28
 今年の稲刈りも、残す所 2割ほどになりました。
しかし、ここに来て天気が 続きません。


 秋雨前線が停滞。
収穫が終わるまでは、安心できません。


 稲刈りできる時は、ナイターでも仕事。

2006/09/27
 朝 もの凄い雨が降る。
田んぼは、一面水溜りに。


 隣町では、時間雨量60ミリを越えたという。

2006/09/25
 天気が続き地域の7割の稲刈りが終了。
それにしても、今年の稲刈り田んぼが軟弱で何処の田んぼも コンバインの悪戦苦闘あとが残ってます


2006/09/20
 毎日が稲刈り日和。

 通常 稲刈り直前の籾の水分は20パーセント以上あります。
このところの秋晴れ続きで、籾の水分が17パーセント台に乾燥しています。


 籾は、 16パーセント以下に乾燥させ 玄米にして出荷します。
乾燥時間が、大幅に短縮。


 最近の 灯油の高騰時。
大助かりです。


2006/09/20
 朝から風があり朝露なし。
朝早くから 稲刈りが出来ます。
秋の空が広がり、最高の稲刈り日和。


 今年の田んぼは、水が溜まりゴチャゴチャの田んぼが殆ど。

 一昔前のコンバインなら 田んぼで立ち往生。稲刈り不可能でしたが
最新型のコンバインの性能は目を見張るものが在ります。
人が歩くのも困難な田んぼでも、なんのそのスイスイ動き回ります。


 中途半端に乾いている田んぼより 水か溜まっている田んぼの方がスムーズに動きます。
しかし、今年の稲刈りは田んぼがヌカッテいる分 機械も泥まみれ。
例年以上に 機械のトラブルが多発しています。


 我が家のコンバインもトラブル続き。 自分で整備・対応できますので、最小限の時間のロスで作業を済んでます。

 またもや、太平洋上に台風14号が発生。
不気味な動きをしています。


 明日も順調に稲刈りできますように。

2006/09/19
 心配した台風13号。

 お陰様で 私の地方には殆ど影響ありませんでした。

 ここ数日小雨が降り 田んぼのイネはびっしょり濡れてます。

 台風一過。

 朝から気温が上昇、朝日に朝露がキラキラ光ってます。

 朝露も 気温の上昇と共に消え、最高の稲刈り日和になりました。

2006/09/15
 数日振りに雨が上がりました。
朝 イネはビッショリ濡れています。


 久しぶりの朝日。田んぼがキラキラ輝いています。

 午前10時青空が広がり、いよいよ稲刈り。
トレーラーにコンバインを載せ田んぼへ。


 田んぼは連日の雨で 水が溜まってます。

 最新型コンバインの性能は、目を見張るものがあります。
ぬかるんで、人が容易に歩けない田んぼも スイスイ走ります。


 いよいよ今年も稲刈りが 始まりました。

 台風13号が来週早々 やってきます。
「秋あげ半作」にならないように、台風の被害がない事を祈ります。


 夕方 秋の雲が浮かんでいました。

2006/09/13
 うまい米研究会の集合写真を撮るために 田んぼに集合。
今年のコメ販売の為に使用。


 田んぼは、稲刈りを待つばかり。
仲間と共に米づくり頑張ってます。


2006/09/10
 うまい米研究会の集合写真を撮るために 田んぼに集合。
今年のコメ販売の為に使用。


 田んぼは、稲刈りを待つばかり。
仲間と共に米づくり頑張ってます。


2006/09/07
 韓国忠南大学経済貿易学部教授、韓国社会経済学会会長の 朴先生を 角田の あぶくま農学校の運営システムの勉強の為やってきました。
朴先生は、東大で4年間学んだと言う事で 日本語はOK。
韓国おいて地域農業システム研究しているという。
農業公社にて 11時から午後2時まで 農業公社の菅野局長と共に情報交換と地域農業のあり方について 意見交換をする。
余りに熱中しすぎ 昼飯抜きでの話し合い。
久ぶりに 勉強になりました。


2006/09/06
 心配した台風12号の影響もなくなり朝から 見事な秋晴れが広がりました。

 蔵王の山々が綺麗に眺めることが出来ます。
久しぶりです。
このところの 残暑で田んぼのイネが日に日に黄金色をましてきました。


 この分では、稲刈りが早まりそうです。

 東京から新米の取材に来ました。
うまい米研究会の取引先の山田屋さんの依頼でやってきました。


2006/09/05
 夜、角田市農業振興公社の農業戦略会議及び あぶくま農学校経営実践塾の合同会議。
経営塾の塾長 宮城大学の大泉先生にも来ていただき 実に有意義な会議を開くことが出来ました。
会合の座長として 会議を進めまし進めました。
本日の主題は、あぶくま農学校ブランド構築における 
農業関係機関及び農業者のパートナーシップシステムの再確認。
今日の会議で確認した事は、あぶくまの学校ブランド構築の最大のけん引役は個々の農業経営者だ。 個々の経営者の持つ力を信じその能力を生かせるシステム運用に徹する。。
公社職員の献身的な努力で、個々の農業者が 
あぶくま農学校ブランドを十二分に活様できるルール(土俵)を作っていただきました。


 これから、勝負するのは個々の農業経営者の努力次第。
今日の会議で 私から強く話ししたことは、今回の公社で作ってもらったルール(規約)は 個々の農業経営者の意識を縛るものではない。
むしろ、個々の経営者の想いを 実現する為のツールとして 考えていただきたい。 全ては前向きに捉え 公社を活用していただきたい。
農業公社の役割は、 個々の経営者、経営体を応援する組織だ。
塾長の大泉先生からは、 今日の会議で話あわれたことは、 日本の農政史上でも画期的なことであろう。
時代は 確実について来るであろう。


2006/09/04
 アグリパソコン研究会の 個別経営指導会を開催。
個別農家毎に 過去3年間の簿記記帳に基づいてキャッシュフローを作成し、より突っ込んだ経営及びライフプランの相談会を開催。
念願の実践的経営相談会が漸く実現できた。


2006/09/02
 東北地区稲作経営者現地研究会が福島県の二本松市を会場に開催。
基調講演として農水省大臣官房予算課長の針原さんの講演があるとうので参加。 
針原課長とは 数年前に仙台の研修会に一緒になってから なぜか 気になる存在に。
課長の話によれば、日本の米の生産調整脱却プログラムは、過去に3度試みすべて失敗。来年度から始まる 大改革は4度目の生産調整脱却プログラムだという。


 来年度の 農水省予算概算要求概要を基に話があり、
 来年からの改革に対する並々ならぬ意欲と決意を感じることが出来た。
おそらく、今回の改革3年の流れは、5年後にその改革の意図する所が現実となって現れてくる予感がする。
これから、その時代の流れを受け止め 現場で生き抜くための行動をどう展開するかが 私達 百姓の課題。 との認識をあらたにする。


2006/09/01
 いよいよ9月。
収穫の時。


 今朝の最低気温、16.8度。
空気もヒンヤリ。空も高くなってきっました。


 15日頃には、稲刈りが始まります。

 「秋あげ半作」とは昔から言われています。
無事収穫が終わるまで、油断は出来ません。


 台風がやってこないことを、祈るだけです。