デジカメ農作業日記 (2006年11月)

2006/11/28〜29
 角田土地改良区の担い手部会の研修会開催。
研修地は秋田県。
なるほど舎と大潟村・青柳農場の二ヶ所の経営体を見学させていただきました。
青柳農場さんは、突然の訪問にもかかわらず快く見学させていただきました。
ありがとうございました。


 いずれの経営体も、10数年前からJAなど従来の農業関係団体からの支援を自ら断ち切り自立の道を歩んできた方々。
これから稲作は、多くの困難が予想されますが、自らを信じて前進あるのみ。


2006/11/27
 今日は、朝から雨。
今年の雨は、降り出すと丸一日以上降り続けます。
今度の雨も、夜になっても降り続いています。
天気予報では、明日午前中まで降るとか。


 25日から26日も朝は、この秋(冬)一番の冷え込み。
25日朝は、初氷が張りました。


 最低気温がマイナス4度。
霜で辺り一面が真っ白。


 道端の枯れ草や田んぼのイナスビも真っ白になりました。
もうすぐ12月です。


 毎朝が、霜で真っ白になるのが当たり前の季節。
それが、約半月あまり寒さが遅いようです。


2006/11/21
 一昨日夕方から降り始めた雨は、昨夜まで降り続き大雨となりました。
今日は、朝 霧が発生したものの日中はよく晴れ上がり絶好の小春日和。

 今月初めに蒔いた大麦は、例年になく暖かな日が続いた事と度重なる雨が降ったことで順調に生育始めました。

 麦は、バーナリゼーション(春化処理)といって、冬の寒さを経ないと
立派な穂が育ちません。


 大麦は、これから寒い冬に向かって育っていきます。

 あたりの里山の今が紅葉の真っ盛り。
暖かい日が続いたせいか、今年の色付きは芳しくありません。


 先日収穫した富山柿は、皮を剥き日当たりが良い作業場の軒先に干されました。

 市販の干し柿は、きれいな色を出す為、硫黄で薫状処理しますが自家製は、そのまま干します。

 これから約一ヶ月かけて、甘い干し柿が出来上がります。
自家製は、色が少し茶色になりますが、丸ごと自然、お日様を丸ごと食べます。


2006/11/17
 真っ青な空。見事に生った柿。
富山柿(はちや柿)です。


 我が家の柿は、大豊作。
大きな、大きな実をつけました。


 渋柿ですので、干し柿にします。
気候も大分寒くなりましたので、干し柿づくりが始まります。
柿もぎ作業を おじいさんが始めました。


 夕方 雲が広がりましたが日が落ちた西の空が、ひと時ピンク色に染まりました。

2006/11/16
 夜明けが随分おそくなりました。
朝6時30分。東のあぶくま山地から、きれいな朝日が昇ってきました。


 11月半ばというのに、先日弱い霜が降っただけ。
良く晴れた朝は、真っ白な霜がジャリジャリと降る季節です。
それが、今朝も霜は降りませんでした。
気候は、確かに変です。


 仙台市立寺岡小学校に行ってきました。
JICA東北の依頼です。
田んぼの話とタイとの交流事業について話をしてきました。


 5年生の皆さんに話をしたのですが、なかなか難しいです。
むしろ、先生方に話しをするほうが気が楽ですネ。


2006/11/11〜12
 JAまつりに JICA研修員が角田にやってきました。

 10月16日〜12月1日まで、コロンビアの大学や高校で 数学や理科の先生方13名を対象にした研修。

 正式な研修コース名「自然科学及び数学教員養成システム強化」なんとも面倒くさそうな研修。

 研修実施機関は、宮城教育大学。

 研修目標として、日本の教育制度・概要にかんする理解を深める。日本での研修を踏まえ、研修員がコロンビアの現状にあった数学・自然科学分野の指導計画策定を行う。等とあります。

 そのような、農業とは全く関係ない分野の研修員の人達をなぜ?「角田市アジアの農民と手をつなぐ会」の農家グループがホームスティーを受け入れる事になったか。

 チョットご紹介します。
(麦蒔きも無事に終わって 少し時間的に余裕ができましたので。)


 実は、我が「角田市アジアの農民と手をつなぐ会」がJICAとのお付き合いが始まったのは1999年からJICA稲作研修員の農家調査事業(ホームスティー)を実施してから。

 それから、毎年JICA研修員の受け入れを通して、日本の普段の農家生活を通して日本を理解してもらい、国際協力の基盤作りのお手伝いをしています。

 これまで、延べ30数カ国 70名以上の人たちが角田にやってきました。

 会員の殆どは、専業農家。 生まれ育った角田をこよなく愛し、農業との関わりの中で生きる事に対し、誇りを持って生きている仲間。

 会の目標は、とかく閉鎖的な社会になりがちな農村社会を、そこに生きる生活者自身が自らの生活をオープンにする事で 多様な人々が出会い語らう場としての 開かれた農村社会を創造すること。

 農業、農村社会の持つ素晴らしい可能性を、多くの皆さんに体験しその良さを広める。
そのことが、私達日本の農村・農業を守り育てる事。


 な〜〜〜んて、ことを言っちゃうと 大げさになりますが そこはちょっとした、角田百姓の心意気。 理屈はべつにして、外国の人たちとその瞬間、その一時を楽しんじゃお〜〜〜。それだけ。

 自分達が、楽しくない、面白く感じない事業は引き受けないし事業の企画もしない。
そんな事を、考え楽しんでJICAなりタイの人達とのお付き合いを 続けてきたらいつの間にか15年以上も過ぎてしまいました。


 今回は、農業とは関係ない仕事の人達。しかも、大学の先生や高校の先生の皆様。
チョット インテリさん。 角田に来ればそんなの カンケイナ〜〜〜イ。


 私達の基本的スタンス。
「日常の生活を体験しないで、協力する関係なんてが生まれるはずがない。
ましてや、行った事も見たこともない外国の人に 協力する?
国際協力の第一は、一人一人の人間として認め合う事ことから始めることがホントでは。」


 そんな角田の百姓の勝手な思いを、受けていただきJICA東北の多大なるご理解をいただき 角田の農村体験プログラムとなったわけです。

 JICAも変わりましたよね。

 最近までは、研修できたのだから 研修目的に沿わない研修はする事ない。 
今回のように数学や理科の教員養成でやってきた先生が 角田の農村体験?
なんで、それが必要なの? そんな思いは、JICA内部にまだまだあることは確か。


 そこで、初日は土曜日にもかかわらず、角田高校、角田市市役所、角田ロケットセンターの多大なるご理解とご配慮をいただき それぞれの見学と交流が実現できました。

 これも、私達「アジアの農民と手をつなぐ会」の強力なネットワークのなせる業。

 考えてみれば、私の村には「角田ロケットセンター」という日本の宇宙計画推進には絶対に欠かせない重要な実験施設があるんです。

 久しぶりにロケットセンター内部を見学。
あらためて、広報官から説明を聞き凄い施設なのだと感心。


 JAまつりでは、農産物品評会場でのJICA事業パネル写真展。これも、10年以上も続いています。

 また、会場の特設ステージでコロンビアの歌と踊りを披露。
なんたって今回のメインイベントは、夜の歓迎交流会。


 私達の最も得意とするところ。

 国際協力の原点は、ここにあり。 お互い人間である事を、確かめ合う大切な事業。

 今年も、予定時間をオーバーしてしまいました。

 そんなこんなで、今年のコロンビア研修員13名は、角田の空気を満喫して仙台に帰っていきました。

2006/11/09
 毎朝 濃い霧が発生。
今朝は、久しぶりが霧が少なく遠くの山々にモヤがかかっています。
トラクターで麦畑の耕うん作業へ。


 先月末から続いた、大豆の収穫作業から大麦の播種作業の連続作業。
早朝から夜まで。この2週間あまり天気に恵まれ無事完了することが出来ました。


 農作業は、お天気次第。しかも、農作物の栽培は、適期作業が求められます。
特に麦等の越冬作物は、一日でも早く種蒔きしなければなりません。
適期時期から遅れれば遅れるほど、来年の収穫量に大きく影響が出ます。


 毎年 農繁期には早朝から夜まで連続15時間 トラクター等に乗りっぱなしの作業がつづきます。
夜寝る時間、以外は機械作業の日が連続続きます。


 朝から快晴。小春日和の一日。
霧がなかった為、日の出直前からのひと時 放射冷却現象が強まり 気温が一気に急降下。
うっすらと霜が降りました。


 初霜です。
豆殻に真っ白な霜。
数十分の自然のドラマが広がります。


 蔵王の山々も 薄っすらと雪化粧。

 

 これから、さむ〜〜い冬がやってきます。

2006/11/08
 今年は、11月に入ってからも暖かい日が続いています。
昨日は、大荒れの天気。昨夜の雨は、麦畑にとって最良の雨。
 一斉に発芽が揃います。
蔵王の山々は、雪化粧。


 夕日が静かに落ちていきます。

2006/11/05
 日中 大豆の収穫、朝夕は畑の耕うん、肥料散布。連日 朝早くから夜まで忙しい日々が続いています。
大麦の播種準備が 予定の約半分 4ヘクタールほど出来ましたので
種蒔き作業を開始。


 シーダーで一気に 蒔いていきます。
夕方まで、約3.5ヘクタール播種作業完了。
集落の入り口に 秋祭りを知らせる旗が立ってます。


 今では、秋祭りといっても何も行事はありません。
旗が唯一の秋祭りのしるしです。
旗を揚げるのは、集落内の若者契約の役目。


 今夜は、満月。
トラクター仕事をしながら きれいな満月を満喫。
満月の日に 種を蒔くと 作物の出来が良いとか。


 我が友、伊藤君が言ってました。
来年の麦の出来は 良いかも。


2006/11/04
 11月に入り 毎日晴れ間が続いています。

 日中、今の時期としては暖かなで 朝にかけて気温が急激に下がりますので早朝から濃い霧が発生。

 夕方、きれいな夕日を眺めての作業がつづきます。

2006/11/03
 朝5時。辺りは真っ暗。
気温が急激に下がったためか 明るくなる頃 濃い霧が立ち込めてきました。


 視界60メートルぐらい。
今年一番 霧です。
辺りは ビッショリと濡れてます。


 このような濃い霧では、大豆のコンバイン作業は11時過ぎでないと出来ないかも。

2006/11/02
 今年も11月。
温暖化が叫ばれていますが、確かに暖かくなっています。
10月末には 霜が降るのですが今年はまだ。
ここ数日 晴れ間がつづいています。
順調に大豆の収穫作業が進んでいます。


 百姓仕事は、お天気次第。しかも、生き物の作物相手。
農作物には、それぞれ栽培適期というものがあります。
しかも、その適期の時期は限られています。
限られた条件の下に、適期に栽培しなければ 良い作物は育ちません。


 11月。本当に夕暮れが早くなりました。
夕方4時を過ぎると あっという間に日が沈みます。


 夕方6時には、真っ暗。

 夜9時頃まで、ナイターでのトラクター作業は続きます。

 広い田んぼで、ひとりトラクターでの作業。

 いろんな思いをめぐらせる時間です。