デジカメ農作業日記 (2007年8月)

2007/08/29
 あぶくま農学校ブランド使用承認証の交付式並びに
あぶくま農学校農業経営実践塾が開催される。
農学校校長の佐藤市長より 吉田デザイナーデザインによる 立派な使用承認証が 審査委員会から承認された16名に対し
交付された。
「あぶくま農学校百姓先生」は 今後の角田農業の生き残りを賭けた 地域の農業戦略の核となる 地域ブランドだ。


 地域ブランドというと 地域の特産品を指すのが一般的だが、 「あぶくま農学校ブランド」は、 きれいな田園風景を有する角田の生活 空間全体を校舎と位置づけ、そこで 安全な食べ物を生産・供給するプロの 農業者(百姓先生)そのものをブランドとして認証するものだ。
 つまり、あぶくま農学校ブランドは、 物ではなく 人間(かくだの百姓)そのものをブランドにするということだ。
 今回はその 第一回目の交付だ。 
会議には、経営塾の塾長をお願いしている 宮城大の大泉先生にも出席いただき 講義をしていただいた。
その中で、今回交付された百姓先生の皆さんは、 これまでにない大きな責任を背負った、という意味の話をいただいた。
 言葉で言う事は簡単な事だが、戦後 農政における農業者の概念を 根底から変える活動を角田から実践するということを  宣言したといえる。 その認識は、今回交付を受けた仲間にはまだ少ないかもしれない。
たいへん困難な課題を背負って船出だ。


 大泉先生の講義は、8月28日付け 日本経済新聞に寄稿した先生の記事も資料として 用意された。 私たちが今後進むべき道を 端的に示している。
先生が指摘しているように、戦後の農政の 根幹を成してきたのは集団的対応だ。
この呪縛から、農業者自身が如何に脱却するか。
「あぶくま農学校ブランド」が成功するか否かは、ブランド使用承認された 百姓先生 一人一人が 「真」の経営者として自立できるかにかかっているといえる。
 同じ28日付け日本農業新聞に 国際交流基金理事長・小倉さんが農政への注文 ということで寄稿していた。
 日頃 同じような思いをしていたので興味を持って読んだ。
国民に 命の糧である「食糧」を安定的に供給する社会的使命を担うのが農業という産業であり 農業という産業を 産業として真正面から捉えことをことを 避けてきた農政。


 小倉さんが 指摘しているように
 {農業政策と社会政策は切り離す事が大切だ。
所得格差是正問題は、 農業とは直接関係のない。所得格差がすぐ問題となるのも、農業 は犠牲を払っている、といった今や過去のものになりつつある心理と連動していないか。
都会に住むしがないニートやフリーター達から見れば、いまや農村はむしろ豊かな所に 変わっていないか。
何かといえば、国際的動向を「圧力」ととらえ、日本農業が犠牲にされると叫び、 除外や是正ばかり強調する・・・・・・・。
加えて、社会政策を農林水産省が行うべきかの問題もある。行政の対象が農業なのか 、農村地帯の住民なのか明確でないのは問題だ。
むしろ食料省と名前をかえて、国民の食料の確保と安全性の維持を中心課題とする方向 にかじを切れないだろうか。・・・・。}
 全くの同感だ。
そういえば、数年前に省庁再編が実施された際、 農水省がそのまま残ることになった 直後に、私の知人で将来 農水省を背負って立つであろう現本省中枢幹部職員が言った
言葉を思い出す。
「農水省が そのまま残った事で勝ち組だと思っている人がいるが、他の省庁が再編によって 未来を見据えて行動を起し活気づいている。農水省も、この際 思い切って 他の省庁と再編したほうが良かったかもしれない・・・・」。


2007/08/26
 あぶくま農学校「土の塾」最終日。

 今年の塾生は、学びの意欲が感じられる 前向きの生徒でした。
小松塾長より修了証がわたされました。


 最後に 小松先生から 最後のミニ講義があり今年の塾も無事 終了。

 参加した塾生から 角田の田園風景は とても美しいという 感想をいただきました。
ご苦労様でした。


2007/08/25
 早朝 5時。
第一回の大豆の消毒作業。
スミチオン粉剤で マメシンクイ蛾の防除作業を開始。


 今年の大豆は、生育が揃っています。
おのずと消毒作業に力が入ります。


 おコメでお世話になっている 東京調布の山田屋本店社長 秋沢さんがやってきました。
もう直ぐ始まる 今年の新米販売の打ち合わせに 寄っていただきました。


2007/08/24
 土の塾2日目。
我が家には、農大3年生 古屋さんが滞在。
早速 大豆畑の草取り作業。


 今年の大豆は、生育良好。
生まれて初めて本格的な農作業を経験したとか。


 夕暮れが本当に早くなりました。
午後6時20分 蔵王の山々に夕日が落ちていきます。


 厳しい残暑が続く今年の夏。それでも、朝夕は 一段と涼しくなる。

 日毎に 稲穂が色付いてきました。

2007/08/23
 あぶくま農学校「土の塾」が開催される。
今年で7回目。


 参加者は8名。
百姓先生宅にホームスティーをしながら 角田の農業を肌で学ぶ。


 開会式では、校長の佐藤市長から歓迎の挨拶。
今回は、東京農大の門間先生も出席していただきました。


 塾初日は、開会式の後 市内の農業施設等を見学。
夕食は、市内の福祉法人施設 ぱぴハウスで食事後 ホームスティー宅へ。


2007/08/21
 最高気温32度。
厳しい残暑が復活。
田んぼの畦草刈を始める。
夕暮れも大分早くなり午後6時30分前には薄っすらと暗くなってくる。


2007/08/19
 集落の盆踊り大会開催される。
集落内の若者衆が主催。


 例年 お盆の内に開催されるが 今年は遅れて開催。
70戸余りの小さな集落。


 子供連で 参加する姿がなんともいえない安心感が漂う。

2007/08/19
 昨日の最高気温22.5度。
一昨日から、これまでの猛暑から一転、気温が10度以上も下がりました。
気温の変化が 余りにも極端すぎます。
午前中に牛飼いの友人へ立ち寄ったら 本来であれば 涼しくなって餌の食い込みが 良くなるはずだが 急に涼しくなった為か 牛の体調が変だ。 暑い時より朝の食い込みが悪い。
と話をしていた。
 何事も 程々にと言う事が大切。
 それが中々 出来ないのが現実。
特に お天気様は 自然の神様に お願いするしかありません。
空気は、ひんやり秋の空気。


2007/08/16
 今日の最高気温33.1度。
それでも 昨日より涼しく感じた一日。
昨日は、仙台で37.5度というこれまでで最高の気温を記録。
サスガに35度を超えると熱風の中にようです。
しかし、これはまだ 序の口のようです。
なんと、熊谷市と多治見市では40.9度。 
観測史上最高気温を 記録しました。
40度を超える気温。想像も出来ません。
 日本記録を塗り替える 最高気温を今日記録しました。


 気候が 確かに変です。
数日前の新聞に ススキ等の 秋の草の開花が 例年よりも一ヶ月も早く 咲き始めているという 記事がありました。


 暑い暑いといっていても 季節は確実に 秋。
今日 午前中の空は 秋の空  そして 秋を感じる白い雲が浮かんでいました。


2007/08/13
 連日最高気温が33度前後の 真夏日。
隣町では、35度の猛暑日を記録。


 大豆畑では、赤味をおびた紫のかわいい花が咲き始めた。
大豆の生育も このところの暑さで一気に生育を挽回。


 田んぼのでは、稲穂が首を重く垂れてきた。
お盆を前に 大豆畑の中耕作業等 予定した作業を終えることが 出来た。


2007/08/10
 大豆の追肥作業。
5日に追肥作業を開始し 雨で中断していた作業を始める。


 良質な大豆を作るのには 欠かせない作業だ。

 1日の梅雨明け以来 毎日が真夏日。
安定した 真夏日が続いている。
夕方7時前。
一ヶ月前までは夕方7時でも 明るかったがいつしか 日もだいぶ 短くなった。


2007/08/09
 (財)みやぎ産業振興機構が主催する ミニ経営実践塾に出席する。
中小企業の経営者を対象に 経営のプロが講師となり実践に向けた アドバイスをしている。
この春 立ち上げた 百姓先生コンパニーの今後の展開について 相談してくる。
「立派な理屈はいい。大切なのは物を売ってなんぼでしょうが・・」 
 ごもっともな ご意見をいただく。 
 それをどのように実践するかが 課題。


2007/08/06
 今日の最高気温 33.5度。
午前10時には 32度を超えました。
大豆畑の 草取り作業。 サスガに暑い。 11時には 早めに仕事を切り上げる。
 夕方から 雷雲が広がり 雷と共に 一時豪雨。
 今、涼しい風が 外から吹いてきます。
 この雨で、田んぼの稲 ・大豆共に 一気に生育促進。
特に 大豆は 見る見るうちに体が大きくなりだしました。


2007/08/04
 2日の最高気温33度。
1日に梅雨明け宣言が出ました。
一気に夏本番といったところ。
暑い一日を象徴するかのように  夕日が沈んでから暫らく経った午後7時、西の蔵王の山々が 茜色にそまりました。


 3日。台風5号が九州宮崎に上陸。
その後 日本海に抜け北上。
太平洋側の我が宮城県。


 風が少々強く吹いたものの、快晴。
気温も31度。 
空の雲は、心なしか秋が漂う観がします。