デジカメ農作業日記 (2009年6月)

2009/06/26

 このところの真夏日で

 田んぼが乾いてきた。

 最後の 大豆の播種作業をする。

 夕方から 仙台で大泉先生の出版記念会。 「日本農業は成長産業に変えられる」 会場で  久し振りに 山下一仁さんと会う事が出来た。

 いまは、農水省を退職し産業経済研究所に戻られ研究を続けているという。
また、角田に来ていただくことを約束する。
 大泉先生の 幅広い人脈に触れる事ができ 有意義な時間をすごす事が出来た。


2009/06/25

 10日の梅雨入り以来 梅雨空が続いていたが23日から夏の 日差しがやってくる。

 24日から大麦の出荷の為の調整作業を始める。
今年の大麦の出来は いい。


 25日と26日の二日連続で最高気温 ナント34度。
25日午後から 大麦の出荷の為 ダンプを運転しながら汗が吹き出てきた。


 一気に真夏がやってきたようだ。


2009/06/19

 夜 農業公社で 農業経営実践塾。 今日の会議には、塾長の宮城大学の大泉先生に来ていただく。  これからの、農業経営のあり方について議論する。 この度、 大泉先生が 「日本農業は成長産業に変えられる」 という本を出版した。 早速 経営塾のテキストとして活用する事にした。 今回の新書は、洋泉社から出版。

 内容説明として

 農業は衰退産業ではない! 国際競争力を持ちうるコメの可能性を狭めているのは、減反や高額関税などの 米価維持政策である。 政治力を駆使する農協、「票と俵」のバーター取引を持ちかける族議員が「民生(社会保障) 米価」を守ってきたために、日本農業は停滞させられた。 意欲ある者に参入機会を開けば、農業は必ず活性化する。 障壁となる農地法による規制も、今後緩和されていく。 今こそ日本農業が世界に打って出るチャンスなのだ・・・・・ 以上。
2009年6月8日 発売


2009/06/17

 例年、梅雨入り宣言が出ても、空梅雨の天気が続くものだが 今年は違う。 梅雨入り宣言が出される同時に 本格的な梅雨空が続く。

 毎日が曇天。 まとまった雨は、降らないものの霧雨、小雨がパラツク天気が続く。 少しの晴れ間を見計らって 大豆の播種作業を続ける。


2009/06/12~

 10日に今年の梅雨入り宣言が出る。

 大豆と大麦の二毛作をしている関係で、大麦収穫後早速 大豆の播種作業にとりかかる。

 元肥の散布。耕うん作業そして播種作業。最後に除草剤散布。 晴天が続くのであれば、計画的な作業が可能だ。

 しかし、梅雨時と重なり お天気さまを気にしながらの作業の連続。 少しの晴れ間を見定めて 作業を進めなければならない。

 夜明けを待って作業始め、夜 暗くなってからも播種作業は続く。 毎日が目が回るような作業が続くが、9ヘクタールの大麦・大豆の二毛作を可能にするにはショウガナイ。

 3台のトラクターを妻、82歳の親父さんそして私の3人で フル運転して作業を進める。


2009/06/08~09

 8日から麦刈り開始。 9日は 朝から快晴。 絶好の麦刈り日和。  麦刈り風景は、毎年 NHK地域ニュースで取り上げてもらっています。 今年も取材に来ていただき、早速地域ニュースで放送されました。

 今年の麦は、生育が早くすでに 刈り取り適期を向かえ もう一雨降れば、品質が悪くなる恐れが大です。 明後日には、雨の予報。 明日には 麦刈りを終えたいものだ。 3日間で8ヘクタールの収穫作業完了。

 例年になく、生育が早く。しかも、圃場で乾燥し 乾燥時間も 大幅に短縮。 燃料代も 大幅に節約できます。  夜 雨が降り出す。 作業が終わるのを 待っていたかのようだ。


2009/06/06~07

 東京恵比寿三越で・お米の販売促進活動をしてくる。 恵比寿三越は、三越のなかでも高額所得者のお客さんが多いという。

 昨年から お米でお世話になっている やまだや本店さんが出店して以来、あぶくま農学校ブランドのお米も販売していただいている。 角田市農業振興公社職員の手伝いをもらい、角田市の宣伝とあぶくま農学校の紹介も兼ね販売活動をしてくる。

 これまで、 何度か販促を経験したが、 恵比寿三越は これまた お客さんの層が なんとなく違う。 デパチカだが、大きな声を出して 販売している店員は 殆どなし。

 ご飯を炊いて 試食をしたが 食いつきが イマイチ。 気取っているお客さんが多いのか・・・な。

 その中で イラッシャイマセ・ 日本のコメどころ 宮城県角田市の 美味しい あぶくま農学校のお米はいかがですか~~~ という 連呼してきた。

 せめて、 米どころ宮城県角田市の名前と あぶくま農学校の 名前ぐらいは 知ってもらいたいという 思いで 販促してくる。


2009/06/04

 大麦を作付けしない1ヘクタールの 畑に大豆の種蒔きをしました。 あとは、大麦を収穫してからの二毛作。 6日には、大麦の収穫を始めようと思いましたが、あいにくの 雨。 お天気が回復するのを 待つだけ。 大麦の収穫が 無事終わりますように。 ひたすらお天気さまに お祈りするだけです。 これも、百姓の宿命。


2009/06/02

 季節は、麦秋。

 麦の生育は、例年よりも一週間程 早まっています。

 初夏を感じる 季節。 きれいな 田園風景が広がっています。

 麦の収穫、そして 大豆の播種作業。

 全ては天候次第の 農作業。

 うっとり 景色を眺める時も 今の時期だけ。

 大麦の収穫作業、大豆の播種作業が 終わるまで お天気さまとニラメッコの 農作業が続きます。