デジカメ農作業日記 (2010年01月)

2010/01/28

 1月に入ってから まとまった雨が降らない。 例年の一割程度だという。 しかも、4月中旬の気温、15度を超える日もあった。 数年ぶりに、田んぼが乾く。

 二トンダンプが田んぼの中まで入っていける。 こんなに乾く事は、めったにないことだ。 この機会を逃しては、もったいないという事で 毎日 田んぼの客土作業に励む。


2010/01/27

 夜 村の自治センターで今年から始まる戸別所得補償モデル事業の説明会がおこなわれる。 約700戸あまりの村だ。 50人ほどが集まる。 市役所農政担当とJAから担当職員が来て説明会が行われる。 私から言わせてもらえば、肝心なことを 話ししない。  結論からいえば、今回の大改革? 農水省は、農家に説明する前に 市町村の担当職員とJA職員に 十二分に説明してから改革?をすべきだと痛感する。  今回の改革の根幹を理解できない、わざと理解出来ないふり?した(国では話し合いにまぜてもらえなかった) JA職員が説明する説明会だ。 それを聞いた 農家のほとんどがチンプンカンプン。 当たり前の ことだ。 (もしかすると、農家のほうが時代の流れを JA職員や市役所農政担当者より 生活かかっている分 理解しているかも)

 いずれにしても、これもでの米政策農政から 一刻も早く頭を切り替えてこれからの 米づくりに対応しないと とんでもないことになる。 それが、地域全体主義で米作りに取り組んできた 地域こそが大きな遅れをとることになる。  時代は、確実に (経営規模の大小に関係なく)戸別農家が これからの米づくりの将来を  個の責任のもとに判断し 農業経営者として生産調整に取り組む時代へ大きくシフトしようとしている。  行政担当者が、時代の流れを真正面から受け止めることから目をそらし、その大きな罪の意識もなく、目先の仕事の体裁だけを考え、これからも農政に携わるのであれば 犯罪行為ひとしいと思う。  それでも、最後はJAの本音。 昨今の販売は厳しい。 昨年支払った 概算金12,300円を下回ることも予想される状況だ。最悪な 概算金の返還もあるかも・・・。 一瞬会場どよめく。  変な理屈言わないで、生産調整がうまくいかないとJA組織が壊滅する。 とまで言わなかったが 率直に現状を話しないと本当にJAがこれを機会に壊滅的打撃を受けるだろう。


2010/01/25

 麦畑に 白鳥がやってくる。

 これまでは、麦畑にはやってこなかったが数年前からやってくるようになった。 見た目には、ほほえましい風景だが 麦の葉っぱを食べる。 これには、困る。

 集団でやってきて しかも大きな体だ。 大事な 幼い葉っぱをパクパク食べられたらたまったものではない。 近くに寄って行っても 逃げようともしない。 可哀そうだが 走っていって追い払う。


2010/01/14

 小正月。 部屋には 団子さしの飾りをする。 春の気配が一気に広がる。

 夜は どんと祭。 日中は、小雪が舞い 最高気温も0.2度という真冬の寒さ。 風も日中吹いていたが、夜には風も弱まり無事に どんと祭も終わる。 小正月だ。

 小正月の行事、団子さし。  今年も 正月もおわり春へ。  寒気が南下し全国的に寒くなる。  九州各地でも雪が積もったという。 しかし、東北の角田では、 全く雪が積もっていない。


2010/01/13

 市内の社会福祉法人の 成人式が行われる。  評議委員をしている関係で、このところ数年 出席させていただいている。 毎回 思う。 障害があろうとなかろうと、社会の一人として生きている限りは 人間として生き続ける権利は ある。 だれしもが望んで障害をもって生をうけてきたのではないはずだ。  それぞれの立場で、支えあう社会を構築したいものだ・・・・・ と。 現実は 厳しいものがある。   今 社会福祉法人の経営は厳しいものがある。 生きるために、あらたな収入源を求めて、事業展開が求められている。


2010/01/11

 農のはじめ。 今日から 本格的な農作業が始まった。 朝 恒例の農のはじめ の儀式をする。  暖かな 朝だ。 これまでの 「農のはじめ」では 一番暖かな朝。 全く 田んぼは凍みていない。 排水路にたまっている、水も凍っていない。

 わずかに、うっすらと薄氷がはっているいる程度。  蔵にしまっていた 田おこし鍬を持ち出し、藁を一束、オガンマツを持って 田んぼへ。 今年の豊作と 家族の健康と農作業安全を祈る。

 「農のはじめ」 も無事終わり、本格的な農作業が始まる。 早速 田んぼの客土を始める。 このところ晴天が続き田んぼが乾いている。

 ダンプで田んぼの中へ 入っていける。 この機会に、一気に仕事を進めたい。


2010/01/07

 七草。 七草粥を炊き、家族で食べる。 一昨日から台風並みの風が吹き荒れたが、その風も止み朝から快晴。 蔵王の山々もきれいに見える。 正月に降った雪は、融けて消えた。


2010/01/04

 角田市主催の年始会がある。 今年から会場と内容も一新する。  時代は 大変革を求めて動きだした。 それに合わせて、当局の考えで会場と内容を変えたのだろう。 残念ながら、表向きを チョットだけいじった程度。 肝心の 市当局の 時代を変化に対する心構えが 全く伝わってこなかった。  頭の中は、旧態依然、時代の動きが全く見えていない。  こんなことで、角田市は大丈夫なのだろうか。 そんな 心配が大きくなった年始会だった。


2010/01/02

 正月二日。 角田市消防団6分団3部恒例の出初め式。

 朝7時半 集合。

 昨夜来の雪が積もり、冷たい風が吹き荒れるあいにくの天気。

 小型積載車二台と 婦人防火クラブ員と消防団員が集合。 機械器具点検後、集落内毎戸訪問、消火栓 防火水槽の点検。

 要所で 実地放水。 その後、集会所にて新年の消防祝賀会。

 祝賀会開会に当たり、第三部恒例の正月二日の 出初め式は 時代がいかに変わろうとも これからも受け継いでいこう という趣旨のあいさつをする。

 消防団の皆様、毎年のこと御苦労さま。


2010/01/01

 2010年元旦。 久しぶりの雪の正月になる。 寅年。 竹駒神社に元朝参り。午後から集落の新年会。 静かに新年が明ける。