デジカメ農作業日記 (2010年12月)

2010/12/28

 恒例の正月用の餅つきをする。

 仙台の友人も毎年参加する。

 子供達も集まり、総勢20名の賑やかな餅つきだ。

 全部で15臼。 朝から夕方まで餅つきをする。


2010/12/26

 田んぼの耕うん作業も ほぼ完了する。

 今年も 残すところ数日。  朝仕事をしていたら、カラスの集団がやってきた。

 その中に、パンダのように 白と黒の混じったカラスを発見。 突然変異なのか。

 すこし 小柄のようだ。 カラスの集団とともに 飛び去った。


2010/12/23

 大嵐の跡の田んぼは、水びたし。 この分では、年内 田んぼに入れそうもない。

 ここで考える。

 田んぼに水が ある今のうちなら 田んぼに入れる。 トラクターに 土がつかないからだ。 遅れていた田おこし作業を、一気に仕事を進める、絶好の機会。

 午後から トラクターに乗り込み作業開始。 キャビン付きのトラクターは、仕事は快調。

 予想通り、順調に仕事が進む。 朝の暗いうちから 夕方暗くなるまでトラクター作業に励む。

 田んぼの水分が たっぷりあるうちが 勝負だ。


2010/12/22

 冬至。 朝から大荒れの天気となる。

 例年12月は、乾燥した陽が続く。 12月の 平均降水量は20数ミリだという。 それが、今日一日だけで100ミリを超す大雨となる。

 今年の12月は、大雨の日が続く。 天気が 変だ。 田んぼは、水浸し。麦畑も水浸し、被害のないことを祈る。


2010/12/20

 日中の最高気温13.6度まで上昇。 あたたかな一日となる。

 午後から農業所得申告会の研修会。 毎年 大河原税務署から総括調査官に来てもらい 研修会を開く。 参加者の多くは、お母さん達だ。 予定時間をオーバーして2時間半あまり熱心な研修会となる。


2010/12/19

 初雪は降ったものの 例年と比べると暖かだ。 朝 久しぶりに田んぼが凍みたので 田起し作業をする。

 朝7時頃に ようやく東の阿武隈山地から朝日が昇ってきた。 今の時期が、一年で一番 昼の時間が短い。 あっと言う間に一日が 過ぎる。


2010/12/17

 午前中、宮城テレビの取材。

 来週に放送する 年末特集ニュースの取材。 TPP問題等 農業のことを取り上げるという。

 TPP問題は、単なる農業問題として取り上げるのだけはやめろ。 消費者及び 日本人の生き方の問題として取り上げて欲しい。 という事を 担当記者に言ったが どのくらいの見識と力量があるかは???

 どんな、きり方ををするかお手並み拝見。


2010/12/15

 日中の最高気温 ナンと2.6度。 一気に 真冬へ。 今日は 月一回の 埼玉の福祉グループの皆様へ共同でお米を発送する日。 毎回 角田発田んぼ通信も届けている。 今回で195号。

 朝から 通信を書くためパソコンへ向かう。 昼まで書きあげれば 良いと思って始めたら、頭の整理がつかない。 時間だけがあっという間に過ぎる。  書き出しに 師走になったものの暖かな日が続きまだ 初雪はない。 と書いたが、原稿を書き上げた昼頃には 小雪が舞い始めた。 初雪だ。


2010/12/12

 来春の稲作に向けた 作業がいよいよ始まる。  育苗に使用する 床土の作業場への搬入作業 完了する。

 天気にも恵まれ 土の状態も良く順調に作業を進めることが出来た。 この 床土の確保をしておかないと、新春 2月からの稲作のスタートに支障をきたす。 先ずは、一安心。


2010/12/09

 暖かな師走が続いている。 大麦畑の除草剤散布を始める。

 転作田も10年以上続けていると、雑草が増えてくる。 例年よりも 早く年内中に除草剤散布を始める。 うまき効いてくれることを祈る。


2010/12/02

 小学校5年生以来 40数年ぶりの入院。 それも一泊で退院。
 たいしたことない と思いつつ いざ治療となると緊張する。 たぶん よわい麻酔をかけられたのだろう。 処置が始まった直後から病室に来るまでの記憶が 全くない。 妻によれば、病室に来るまでは それなりのことを話していたというが記憶にない。
 数十年ぶりに 入院し体のことを 気にする歳を迎えたのだということを実感する。


 朝起きると 病室から眺める景色は大荒れ。 時ならぬ大雨となったようだ。 昼には 雨はあがったが異常なまでの暖かさ。 最高気温が19.3度。 12月だというのに、異常な天気は続いている。

 郵便で嬉しい便りが来る。 横浜市立荏田南小学校5年生の皆さんからの便りだ。

 10月に 担当の先生から 授業でNHKのテレビでお米の勉強をしたという。 子供たちから 我が家のお米が食べたいという 希望があったので お米を送ってほしいという 便りをいただく。 その際 お届けしたお米の感想を 綴ったのもだ。 5年生一組から5組まで160名 の皆さんから心のこもった 便り。

 分厚い便りには 一人ひとりの お米への 思いが込められている。 11月9日に 5年生で育てた 自分たちのお米と 我が家のお米の食べ比べをしたという。 「私たちのお米とは違って、味が深くビックリしました。やっぱりプロの方はちがうなあ、と思いました。」 というメッセージが ギッシリ詰まった 分厚い便り。

 こんな便りを読むと百姓していて、本当に幸せだと 感じる。 なによりの 大切な宝ものだ。  コメをめぐる情勢は 厳しいものがあるが、こんな便りをいただくと 来年も田んぼで 頑張るぞという 思いをあらたにする。 ありがとう 荏田小学校5年生のみなさん!!!!