デジカメ農作業日記 (2011年02月)

2011/02/24

 あっという間に、3泊4日の農村体験研修も終わる。

 関係者全員が集まり、反省会をする。

 ほとんどの留学生は、これから角田には来る機会はないだろうが、 日本のことを 思い出したとき、角田のことも思い出してもらえれば嬉しい。

 それ以上も期待しなし、たのしい時間を与えてくれた留学生の皆さんに  角田の方からお礼を言いたい。

 あぶくま急行で東京へ。

 今回の研修の成果は、留学生の皆さんの笑顔がすべて。


2011/02/23

 ホームスティー三日目。

 天気は、朝から快晴。

 しかも 暖か春の陽気。

 昼から夕方まで、

 西根地区の皆さんのご配慮で

 こんにゃく作り体験、ソバ打ち体験、 わら細工体験をする。

 西根5区のお母さんと佐藤さんには、

 突然の話だったが 快く引き受けていただき

 留学生も たいへん感激していた。

 本当にごくろうさまでした。

 夜 都合の良いホストファミリィが集まり 木村さん宅でカラオケさよならパーティー を行う。

  

 理系の学生でしかも 博士さんもいる。

 東京や大学では、絶対に観られない はじけた若者の姿があった。

 科学技術は、人間の幸せを求めて発達してきたはずだ。

 そうであれば、それに携わる者は人の心の温かみを持った人間でなければならないと思う。

 角田のひと時を思い出してほしい。


2011/02/21

 今年も、東京工業大学留学生20名が やってきた。

 夕方まで 日本のロケット開発の中枢を担っている 角田ロケット開発センターと

 約800年前に建立された国宝 高蔵寺を見学。

 その後 シンケンファクトリーで ホストファミリーと対面式を行い 懇親会。 今回は、13カ国 ヨーロッパ・アフリカ アジアの国々からやってきた。 普段は、理系の 頭の良さそうな お利口さん学生。

 これから24日まで ホームスティをしながら 角田の空気を楽しんでいってほしい。 我が家には、ノルエーのヨスティン・ファダル君 日本のニックネーム ユーちゃんが ホームスティー。


2011/02/16

 2月中旬に入り、暖かで春本番のような晴天が続いている。

 きれいな蔵王の山々を眺めることが出来る毎日だ。


2011/02/15

 アグリパソコン研究会の簿記記帳研修会。 3月は、申告時期。

 一年の総決算。 申告に向け最後の追い込みの時期だ。 農業公社の職員や 普及センターの職員の指導を受け、間違いのない簿記記帳 のための研修会をしている。


2011/02/12

 昨夜から降り始めた雪は 朝起きると15セント程に積もっていた。 この冬 一番の雪となる。

 しかし、日中にかけ みぞれとなり積もった雪は 融けだした。 春の雪だ。

 日差しが戻るにつれ 一気に融けるだろう。


2011/02/04

 東北各地は、記録的な大雪が降っている。 ここ角田は、雪は全くない。 関東の知人から電話で 角田は雪がないという話をすると驚かれる。 節分も過ぎ立春を迎え、一段と日差しが明るくなった。

 今年は 寒い冬だという。しかし、田んぼの土は、全く凍みていない。  例年だと 田んぼの土がカチンカチンに凍っていて田起し作業はできないのだが  このところの 暖かさで田起し作業をするトラクターの姿を見かけるようになった。

 朝仕事から 田んぼへ 米糠の散布作業を始める。 美味しいコメづくりに欠かせない大切な仕事だ。 田んぼの土の栄養になる。

 ここ10年来続けている。 確実に コメのうま味を増している実感がある。 このところの暖かさで田んぼが乾いてきた。