デジカメ農作業日記 (2011年09月)

2011/09/27

 9月いっぱい 長男が大学を休み稲刈り作業を手伝ってくれた。

 来春には 大学を卒業して家で百姓をする。

 ひとめぼれ等の早い品種の刈り取り作業は終わり、 30日に 期待の「つや姫」の 収穫作業に入る。

 

 台風15号の直撃もあったが、その後の晴天続きで順調に稲刈り作業がすすんだ。

 

 


2011/09/24〜26

 台風15号の影響で 稲が倒伏した。

 しかし、幸い田んぼは 例年以上に乾いている。24日、稲刈り再開。

 田んぼには、まだ水がたまっていたが コンバイン作業には支障がない。

 今日は 朝から快晴。

 台風通過後 一気に気温が下がる。

 一部の稲が倒伏したものの 気温が低かったことが 幸いし品質低下にならなかった。

 倒伏した田んぼは 一刻も早く刈り取らなければならない。

 先輩の応援をもらい倒伏した田んぼの刈り取り作業をする。

 予想以上にはかどり、今日一日で2.5ヘクタール刈り取り作業ができた。


2011/09/21〜23

 21日朝 国営江尻排水機場からみた阿武隈川のようすだ。

 台風15号が 大型の勢力のまま 東海地方に上陸 東京を直撃し福島県を通って 角田にもやってきた。

 数年ぶりの台風直撃。 20日から江尻排水機場の運転を開始。 まだ 阿武隈川の水位は海抜9メートル前後だ。

 台風15号は各地に大きな被害をもたらした。

 国営江尻排水機場の記録では、総雨量293ミリ・ 21日21時に時間最大雨量79ミリという 物凄い雨を残して過ぎ去った。

 阿武隈川の最高水位は12メートル81センチを記録 阿武隈川の堤防の高さが14・2メートだ。

 久しぶりに警戒数位になり 消防団も自宅待機の連絡が入る。 22日 早朝  江尻国営排水機場に直行。

 阿武隈川を見て唖然とする。

 上流の福島県で大雨になったので、増水は予想していたが予想以上に増水していた。

 排水機関場付近の堤防は海抜14メートル40センチ。

 それが13メートル近くまで水位が上昇していた。

 最近にない大雨だ。 地域の田んぼは、 いたる所で冠水する。

 それでも、江尻排水機場のおかげで、地域内は大雨にもかかわらず最小限の被害で済んだ。

 稲の倒伏は、あるものの大型台風の直撃だ。

 最小限の被害で済んだことを 感謝したい。

 あとは、天気が続く事を祈るだけ。

 今日一日 台風一過の青空とはならず、小雨がパラツクあいにくの一日。

 一刻も早く 晴れ間と風が欲しい。


2011/09/15

 新米の初検査をする。 放射能検査も 不検出ということで県内第一号で米の出荷自粛が解除された。 安心して 米の出荷が出来る。

 今年から、我が家の作業場も検査場に指定してもらい米検査が出来るようになった。 他所へ米を運ぶことなく検査が出来るようになったので たいへん楽になった。 全て一等米。

 一日曇り。 ここ数日の暑さと比べ 一段と涼しさを感じる。 息子の友人が 東京から稲刈手伝いに来てくれた。 休みが取れたということで 大学の事務職員の友人と留学生の二人で訪ねてきた。 ショーン君だ。ニュージーランド人だというが 韓国系なので一見 日本人だと思った。 しかも、日本語がうまい。 夜中にやってきたので、朝 忙しく挨拶もしないまま昼 食事しながら 初めて外人さんと分かってビックリ。  原発で 母国に帰らなかったのかと聞くと、震災直後 海外の記者の通訳の仕事を 頼まれ国には帰らず そのまま日本にいたという。 福島原発事故の近くで通訳していたので 怖かったという。

 連日 真夏日 厳しい残暑が続いている。 今年の稲刈りは、暑い 暑い稲刈りだ。 18日には最高気温が34度。もう少しで猛暑日。 9月も半ばというのに  異常な天気だ。 コンバインもオーバーヒートするありさま。 それにしても、晴天がつづく。しかし、南の海には二個の台風が。 地域の稲刈りも 一気に進む。

 台風15号の動きが たいへん気になる。 進路予想では、関東上陸の可能性もあるようだ。 少しの雨は、ショウガナイが大雨は いらない。 12年目になるコンバインが故障する。 重症のようだ。 コンバインは、農機具店のはからいで中古コンバインを手配してもらう。 なんとか予定の刈り取りをする。 稲刈は、約半分。  新しいコンバインを導入したいが 一千万円もする機械を即購入ということにはいなかい。 資金計画もあるし、導入する機種の選定も必要だ。 今年は、修理がかさんでも なんとか仕事出来る状態まで修理し今年の稲刈りを乗り切りたいものだ。


2011/09/12

 午後から本格的な稲刈りを始める。 ここ数日 最高気温が30度。残暑が厳しい。 汗だくで稲刈りをする。 夕方まで1.3ヘクタールを刈り取り早めに作業を終わる。

 今年は、田んぼの条件は良好。 それにしても、蒸し暑い日が続く。 台風などが 来ないうちに稲刈りを終わりたいものだ。

 9日に提出した、放射能本検査用の玄米の 検査結果が出た。 10日は、土曜日。 休日というのに 県庁職員の皆さま 休日返上で検査業務にあたるという。 ご苦労様だ。 昼過ぎ県庁より 電話で連絡がある。  角田の放射能検査結果は、全て「不検出」 だった。 夕方には、テレビ等でも報道されるだろう。 これで出荷自粛は、解除されるという。

 待ちに待った 検査結果。 宮城県ホームページから 転載します。 資料の 旧市町村 北郷村ー2  が我が家検査結果です。 関係機関の皆様 ありがとうございます。これで 本格的な稲刈が始まります。 全ての人に 感謝です。
平成23年産米の放射性物質測定結果について(第6報)
宮城県内で採取した玄米について,放射性物質の測定結果がでましたので,お知らせし ます。

1 測定年月日 平成23年9月10日
2 測定分析機関 東北緑化環境保全株式会社(多賀城市)
3 測定結果 本調査6点(角田市残り分)については,放射性セシウムはすべて不検出でした。 この結果をもって,角田市においては,本調査の結果が判明し,安全性が確認され ましたので,米の出荷・販売等が開始されます。 なお,引き続き県内各地で調査を実施しますが,本調査の結果が判明し,市町村ご とに米の安全性が確認されるまで,出荷や販売等は自粛願います。
@ 測定結果の詳細は、裏面のとおりです。 ?
A予備調査、本調査ともに、放射性セシウム濃度が200ベクレル/kgを超えた場 合には、市町村単位で重点調査区域として本調査を実施します。
平成23年9月10日
本調査結果分析機関:東北緑化環境保全株式会社
結果(Bq/kg) NO 市町村
採取場所 (旧市町村)
採取日放射性セシウム
1 角田市西根村−2 H23.9.9 不検出
2 角田市北郷村−2 H23.9.9 不検出
3 角田市東根村−2 H23.9.9 不検出
4 角田市桜村−1 H23.9.9 不検出
5 角田市桜村−2 H23.9.9 不検出
6 角田市枝野村−2 H23.9.9 不検出
*「不検出」とは、放射性物質が存在しない、又は定量下限値(20ベクレル/kg)未満であることを示す。
*食品衛生法に基づく食品中の放射性物質の暫定規制値は500ベクレル/kgである。


 今日は 中秋の名月。夕方雲に隠れていたが、7時過ぎには雲が晴れ 見事なお月さまを観ることが出来た。

 ススキ等を飾る。


2011/09/07

 市役所農林課の職員がやってきて 放射能本検査用の玄米を9日昼まで用意するように 依頼される。  放射能本検査用に 30アールぐらい稲刈して、その玄米を提供して欲しいという依頼は前もってあり了解していた。  8日に稲刈りを予定していたが、予定より一日ほど はやく稲刈しないと本検査に間に合わない。

 コンバインの整備を急いでやらないと間に合わない。 集中的にコンバインの整備を急ぐ。 午後3時半。 漸くコンバインの整備完了。 放射能本検査用の稲刈りを開始する。

 遅れていたコンバインの整備が午後3時過ぎに完了。 早速 稲刈開始。 9日昼まで 玄米に仕上げないと 放射能本調査に間に合わなくなる。 角田市内で数十個所の田んぼで 本調査が行われる。 そのうちのひとつだ。

 遅れれば、検査が遅くなる。 そうなれば、地域全体の稲刈作業もおくれる。 引く受けたからには、 迷惑をかけられない。 夕方まで 予定の稲刈作業を無事終える。  あとは、乾燥して籾すりをするだけだ。

 先ずは、一安心。 検査結果は、来週早々にでるだろう。  順調にいけば、宮城県で初めて出荷自粛解除になるだろう。

 本検査が終わらないうちは、今年度産米は出荷自粛要請がきている。 本検査の結果は、角田市内の農家が固唾を呑んで見守っている。 今までにない、責任を感じる稲刈りとなった。


2011/09/01〜06

 いよいよ9月だ。  先月26日に実施した 米の放射能予備検査の結果が県より発表 された。  放射能物質は 不検出 という結果がでた。 もっとも期待していた検査結果が出た。

 これで、自信を持って 新米の販売が出来る。 実際には、これから行われる 本検査 (10日前に予定されている実際に稲刈して その玄米を検査する)の結果を待って 今年の新米販売が可能になるが まずは 一安心だ。

 じつは、先日 東京の やまだや本店の 秋沢社長さんよりメールがあり この秋の 三越通販で新米予約がスタ−トし、それに 我が あぶくま農学校のコメと 自分も紹介され 三越のホームページにアップされた。という連絡があった。 三越の通販ホームページ 美味だより 2011 初秋号 | 三越伊勢丹通販 は 以下のアドレス。 http://www.mitsukoshi.co.jp/tsuhan/bimidayori2/index2.html

 しかし、放射能の検査結果が出るまでは 心配で話しを出さなかったが、これで 安心して収穫できる。 これまで、秋沢社長さんをはじめ 多くの皆さんにお世話いただき ようやく 銀座三越にお米を並べていただけるようになった。 それが、放射能の問題で これまでの努力が吹き飛んでしまうのかと思うとやれ切れない日々をおくってきた。 それが、なんとか 無事に新米をお届できる環境が整いつつある。 感謝だ。

 心配した台風12号の東北地方への直撃はなくなった。 当初の予報より大きくかわり 四国に直撃するようだ。 大きな災害にならないことを 祈るだけだ。
 今は、収穫時期。 一年の努力の結晶が実る時期。 一回の台風で その努力が消え去る。 台風の直撃をうける地方の皆さんの 無事を祈りたい。
台風12号は 西日本各地に大きな被害をもたらした。 速度がゆっくりで 長時間にわたり大雨を降らせる。 万が一にも 東北地方に上陸したら 地震で大きな河川の堤防が相当痛んでいる。 そこに 大雨が降ったらとんでもない被害になっただろう。 台風被害に 遭われた地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。
それにしても 今年の天気は変だ。 歴史的 大きな転換期にさしかかっているようだ。