デジカメ農作業日記 (2002年9月)

2002/09/30
 地元のJAの倉庫では、連日コメの検査が行われています。
 前日の夕方から朝にかけて搬入されたコメは、食糧庁の職員によって品質の検査がされます。


 搬入されたコメは、生産者ごとに検査の為のサシ採りが行われます。
 臨時おばさん達が次々に検体を取っていきます。


 検査官によって、一等から三等そして規格外とそれぞれ格付けされていきます。生産者の真剣な眼差し分かりますか。
一年間の苦労が評価されます。試験の発表を待つような心境です。
 この心境分かりますか。


 検査の終わったコメは、出荷まで倉庫の中に格付け毎に積まれます。



 数年前までは、ベルトコンベヤーなどを利用して、たくさんの人手をかけて
 コメを積み上げていました。現在はシートパレットという便利なものが出来ましたのでリフトで短時間にしかも、楽に作業ができるようになりました。


 コメ検査というと10年前は、JAに生産者が集いなんとも賑やかな雰囲気があったものです。しかし、現在は生産調整、米価の低迷等が影響しているのかコメそのものに関心が薄くなったのか、検査に立ち会う生産者の数は年々すくなくなってきています。(あのなんともいえない賑やかさが懐かしい)
 コメの検査もH17年から完全に民間委託されます。
 これまでは、JAにコメを搬入し国営検査官の品質検査に合格すれば生産者の責任は終わった時代でした。
 これからは、コメの品質検査は単なる生産者としての一時的な通過点でしかなくなったといえます。生産者としての最終的な評価は、消費者の皆さんに喜んでもらって(評価)はじめて終わる時代になったといえます。


2002/09/29
 昨日の雨がウソの様。
朝から晴れました。


 船迫中の皆さんが植えた田んぼです。
 見事におコメが実りました。



 明日に刈り取り予定でしたが、昼にパソコンで天気予報をチェック。
 なんと、明日は朝から雨。急きょ、午後から稲刈りを決行。




 船迫中の皆さんは、中体連の新人戦とか。
 なかなか、調整がつかず残念ながら稲刈には来れませんでした。
 そのぶん、私がしっかりと刈り取りました。
 チョット収量は少なめかな。


2002/09/26
 明後日は雨の予想。
明日中にはなんとしても「ひとめぼれ」の刈り取りを終わらせたいと思っています。今日の夕方は、幸い夜露がありません。暗くなってからも刈り取りができました。


 今のコンバインは脱穀性能も一段と向上しました。少々濡れていても脱穀が詰るという事はなくなりました。
 しかし、雨の直後や朝露で稲が濡れている時はロスが大きくなりますので出来るだけ露がなくなってから作業をします。


 ライトアップできますので、暗くなってからも作業はできます。



 作業が終りトレーラーに積んで家路につきます。



 今日は夜まで頑張りましたので、明日中には一先ず稲刈が終わりそうです。


2002/09/25
 久しぶりに綺麗な朝日が昇りました。



 本当に綺麗な蔵王の山々が見えました。
 まだ、紅葉は始まっていないようです。
 紅葉が始まると山全体が赤く見えます。


 稲刈がだいぶ進みました。
兼業農家の人たちは、稲刈が終わったようです。
 まだ、残っているは専業農家の田んぼだけとなりました。


2002/09/24
 今日は、朝から快晴。刈り取り作業再開です。
 田んぼの中には排水が悪く人でも容易に歩けないところがあります。
 今のコンバインは、走行性能は抜群に良くなりました。ぬかるんだ田んぼもナンノその、グングン進んで刈り取ります。


 10年前のコンバインでは、走行不可能な田んぼもヘイチャラです。
 車高を自動的に上下左右、自在に常に水平にマイコンでコントロールされてます。正にハイテクの凄さです。
 ビックリするほどの性能です。


 籾殻もこんなにたまりました。
 これでも、まだ3分の1です。まだまだ山が大きくなります。


2002/09/21
 4日連続の快晴。
 稲刈も一気に進みました。


 田んぼは一面黄金色。
 秋晴れ。黄金色。収穫は本当に嬉しいものです。


 この連休で殆んどの田んぼの稲刈が終わりそうです。
 日本の稲作は、まだまだ兼業農家が頑張っています。
 きょうは、田んぼのアチコチでコンバインが動いていました。
 一家総出の稲刈風景が見られました。


 夕方、雲が広がってきました。
 天気が変わりそうです。明日は天気がもちそうですが。
 日暮れがだいぶ早くなりました。日に日に淋しくなりますね。


 今日は、十五夜。
残念ながら雲が広がり名月は顔を出しませんでした。
 我が家では、毎年
 十五夜さんにお供えします。


2002/09/18
 本当に久しぶりの快晴。
朝日がきれいに見えました。


 「あやこがね」も大分実が入ってきました。


 久しぶりの秋晴れ。
朝から西風が吹き9時頃から稲刈を始めました。
 コンバインから勢いよくモミが吐き出されます。
 今日は2町5反程を刈り取りました。


 定点観測の田んぼの刈り取り直前のイネの姿です。
 40アールの田んぼを一時間たらずで刈り終えました。


2002/09/17
 今日、午後から韓国農村振興庁日本研修団の皆さんが
視察研修で来ました。今回の視察の目的は、転作田における麦豆体系の確立です。


 韓国農村振興庁技術支援局の季さん他韓国各地の農業技術指導員の皆さんです。韓国もWTOの農業自由化の波をもろに受け農業者は、苦労しているとの事です。

 転作田の大豆を視察。排水対策等に特に関心を持ったようです。


 転作のむぎ・豆等の視察が目的でしたが、日本の生産調整のシステムやコメの産直に興味があったようです。ちなみに韓国のコネの値段は白米40キロ(韓国では一袋40`だそうです。日本は30k)で7千円〜8千円だそうです。

 通訳の金さんです。日本の農業情勢についてはなかなか知識が豊富です。
 今回の視察は、稲刈の最中。今日は雨降りでしたので、たっぷり時間をとって研修してもらいました。
 最後に一言。「韓国の皆さんとは、過去にいろいろありましたがこれからは農業関係者同士前をみておおいに交流をしましょう。」それに対して「ワールドカップも一緒にやったこどだし・・。」
 お互いに、田んぼの中でニッコリ・・・でした。


2002/09/16
 昨日、今日と週間予報では、晴れマーク。
 昨日あさは雨。昼頃から晴れて午後から稲刈が出来たものの、きょうは一日中雨ふりです。一日中モミスリ作業です。
 モミスリ機で玄米と籾殻に分離された籾殻は作業場の外へ排出され一時集積されます。


 乾燥機は5台あります。全部の乾燥機が満タンで約2ヘクタールのモミを乾燥できます。コンバインの能力は朝からフル運転で3ヘクタール程の稲刈が出来ます。しかし、乾燥機が空かないことには稲刈が出来ません。
 モミスリ作業の能率をいかに上げるかで稲刈作業の日数がきまります。


 モミスリ作業は御爺さんと家内が専属で携わります。
 5台の乾燥機を全て空にするには朝から晩までかかります。
 モミスリ作業は始まったばかり。これから稲刈が進むほどに籾殻がどんどん山となっていきます。
 その様子も随時紹介しましょう。


2002/09/14
 今シーズン初めてのもみすり作業です。
 モミスリ機でモミから籾殻を取り除き玄米と籾殻を分離します。
モミスリ機械は大変技術を要する農機具です。能率を上げて作業をする為には経験が必要です。


 現在の機械は以前の機械よりも大変使いやすく出来ています。
 殆んどが自動で動きますので、たいへん楽になりました。
玄米と籾殻を分離しているところです。



 玄米の水分を測る水分計です。コンバインで収穫されたモミは20%〜25%あります。これを乾燥機で16%以下にしあげます。


 モミスリ機で分離された玄米は、選別機でくず米を取り除きます。
 現在は、選別機と計量機が一体となった便利な機械があります。
 頭がダイダイ色した縦型の機械です。

 30kに袋詰されモミスリ作業は完了です。



 今日は、曇りの予報が秋晴れに。
 午後から、さっそくトレーラーに積み込んで田んぼへ。


 コンバインは約2.5トンの重量があります。
 大型トラクターで牽引します。

 久し振りの晴天。空が本当に高くなりました。
 今日は、コンバインが随分見かけるようになりました。
 いよいよ稲刈本番です。


2002/09/12
 今日は、雨模様の天気。昼頃からお日様が少し顔を出し午後から稲刈が出来るようになりました。早速、トレーラーにコンバインを積み込み田んぼへ直行。


 「ひとめぼれ」の田んぼを試験刈り。3反歩を刈り取りしました。
 10アール(一反歩・この前ビックリ、若殿曰く一反歩という単位は東京では分からないとの事。一反歩=1000平方メートル、300坪です。)



 運転席から見た刈り取り風景です。
 この辺の田んぼは一枚が30メートル×100メートル、30アールの田んぼが標準です。一反歩(10アール)が私のコンバイン(5条刈)で約15分で終わりますので、一枚(30アール)を刈り取るのに一時間もかからず終わってしまいます。


 コンバインは、刈る・脱穀・モミを圃場の外へ搬入。これらの作業を連続して一気に仕上げてくれます。凄い性能です。

 コンバインのモミ貯蔵タンクが一杯(約一反歩)になるとブザーで知らせてくれます。道路で待っているトラックのコンテナに排出します。
 トラックで作業場の乾燥機へ持っていきます。これからの作業は、あとで紹介します。


2002/09/11
 9月になると毎日のように朝モヤがかかります。
 稲穂も大分色付きました。
そろそろ稲刈りが出来そうです。


 コンバインの整備が完了しました。


 明日、機械の試運転を兼ね稲刈りを始めようと思っています。
 乾燥機の整備、作業場の片付けなど稲刈までの準備は沢山あります。


 小粒大豆「コスズ」です。「あやこがね」に比べてサヤも小さいです。


 水害などで種蒔きは大変苦労しましたが、なんとか収穫できそうです。
 草丈は例年よりも小ぶりですが、サヤ数は結構なっています。


2002/09/09
 終日後に稲刈りが始まります。
 麦刈りに使用したコンバインを稲刈りに使用します。
 麦が混入しないように清掃は済ませておきましたが、回転部等の点検整備をおこないます。稲刈りは時間との勝負です。作業が始まってからの故障は、大きな時間のロスになり作業計画が大きく狂います。シーズン中は故障のないように念入りに整備を行います。


 コンバインは約1千万円もする高価な機械です。
 全てがコンピューター制御で自動制御になっています。
 その分、作りが他の農機具よりも複雑になっています。毎年の整備は自分で細部にわたっておこないます。滅多な事では農機具店には修理は出しません。
 エンジンオイルはもちろんの事、油圧オイル、各種フィルターも定期的に交換整備します。今のコンバインはメンテナンスも考えて作られていますので以前の機械よりも整備が大変楽になりました。殆んどの部品が簡単に交換できるように設計されています。


 久し振りの晴天。
 空は、いつしか秋模様です。
 日増しに日が短くなります。


2002/09/04
 7月中旬に2回目のアゼ草刈が終わったと思ったのにいつの間にか草ボウボウ。連日、3回目の草刈作業です。
 草刈は朝仕事に限りますが、このところ一日中草刈をしています。


  「あやこがね」です。今となってみると結構サヤがついてます。
 心配したほど作柄は悪くないかもしれませんね。


 草刈をしていると、雑草も愛おしく感じる時があります。


 露草は可愛らしいですね。

2002/09/01
 今日から9月。収穫の秋です。
 今日も30度を越える残暑。日増しにこうべを重く垂れてきました。
 田んぼでは、カカシが稲穂を見守っています。


  田んぼは、黄金色に輝きはじめました。


 日の沈む時間が大分短くなりました。
今日の日没は午後6時でした。
日没地点もも蔵王連峰の中央の位置から南に寄ってきました。


 若殿の田んぼの一株15本植え付けられた株です。
 26本の穂が出ていますが穂が小さく、穂の出ている位置が不揃いです。


 同じく一株3本植えの株です。
 20本の穂が出ています。15本も植えた株より穂ぞろいも良く、大きな
穂がでています。