NO,268  田んぼ通信 平成29・1・15

 寒中お見舞い申し上げます。
昨年6月に妻の母が92歳にて永眠いたしましたので、年始のご挨拶を失礼させていただきました。
 昨年中は、たいへんお世話になりました。 今年も よろしくお願い致します。
年末から新年にかけて 全く雪がなく異常とも思えるほどの暖かな正月を過ごしました。
それが一転、数年に一度といわれるほどの大寒波の襲来。小正月を迎えた今、一気に真冬の寒さへ、あたりは銀世界が広がっています。小正月を迎え、部屋には団子の木に、色とりどりの団子を挿し した団子飾りが飾られ一足早く春がやってきました。
昨日の夜(14日)は、お正月様を送る どんと祭。 集落のお寺の境内に各家庭で飾った正月飾りを持ち寄り、この一年の無病息災を御祈祷し、どんと焼きをしました。この火にあたると、健康に過ごせるといわれています。 さて正月元旦は、集落恒例の新年会です。 今年は、木の香りが漂う新しい公民館で新年会を迎えることができました。区長として区民の皆様に約束した、平成29年の新年会は新しい公民館でやりますと宣言してから僅か2年足らずで、昨年12月18日に盛大に落成式を迎えることが出来ました。 区長を引き受けてから今年の3月で2年を迎えます。就任時の約束として 新しい公民館を建てることを公言しました。これは区民の皆さんへの約束ごとでもあり、区長を引き受けるにあたり自らへの挑戦のつもりでの課した大きな目標でもありました。  これまでの建設積立金は、ゼロ。しかも、建設場所も決まっていない。はっきりしているのは、角田市よりの補助金二百五十万円だけ。 区民が利用する公民館という趣旨からすれば、区民の皆様に等しく寄付をいただき建設することになります。しかし、少子高齢化で若い世代と同居する家庭は、年々少なくなり、しかも 残された家庭は高齢者であり年金暮らし。 その年金も年々少なくなるばかりの状態で、公民館建設資金として まとまった寄附を求めることは不可能です。先立つものは、なんと言っても建設資金です。これをどう確保するかが大きな課題です。公民館建設が話題になっても、その度に立ち消えになった最大の理由は建設資金をどうするか。 区長を引き受けるからには、腹をくくるしかない。これまで、多くの事業なり交流を経験させていただきました。この中で育んできたネットワークを最大限に活用し公民館を建てることを自らに課しこの二年間すごしてきました。幸い、区の役員は現役の行政マンや行政の幹部職員経験者がいましたので、補助事業等の事務処理は何とかなります。 あとはネットワークを最大限に生かし建設資金を確保するする。資金の目途がつけば あとは一気に建設を進めることを、心に秘め建設に向けて邁進してきました。  終わってみれば、総事業費は、三千三百万円。この二年間で、集めたお金は、三千万円を超しました。大きな借金を残す事もなく無事落成。 小正月を迎え、漸く自分の時間が持てるようになり、この二年間を振り返ると感慨深いものがあります。 
ところで、正月を利用して 5日から10日まで5泊6日の日程で島根県出雲まで車で旅行してきました。片道1,200キロ、往復で2,600キロを走破する旅でした。 三男が島根県雲南市で三年間ほどお世話になり、この春 島根を離れることになりましたので一度は訪ねたいと思っていました。一年で最も時間の取れる正月の時期を逃すと後はなかなか行けないと云う想いと、北陸地方から近畿、中国地方の景色を自分の目で確かめたいと云う強い思いがあって車で出かけることにしました。旅の準備をする時間も全くなし。泊まる宿も当てもなく、ただただ、行きたいとの思いだけで出かけた旅でした。帰って来てあらためて分かったことですが、今回のルートは、日本海沿岸の豪雪地帯を通るルートです。今年の正月は、この時期としては異常ともいえる暖冬で行く先々、全く雪はありませんでした。それが、帰ってきた11日から数年に一度の大寒波到来。北陸地方から山陰地方にかけて連日の大雪にニュース。無事に帰って来たから今回の旅がたいへん幸運な旅であったことを思い知らされました。今回の旅で感じたことは、日本は山国だ。広い田んぼが広がっているところは数少なく、山間の小さい田んぼで米作りが続けられてきたのだ。 この現実をふまえて、我が家の米作りをどう展開するか。激動する今だからこそ、じっくり腰を据えてこの一年田んぼに通います。